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ストーリーから考える。

ちょびっと福祉の話。

救護施設で働いていると、利用者の人生が砂時計のように滑り落ちて、無情に消費されているような感覚に陥る時がある。

それは、支援をしようがしなかろうが関係なく、無情に滑り落ちていくし、その滑り落ちた砂はもとに戻らない。

まぁ、砂時計に例えたのは、時間が過ぎていく焦燥感を普通の壁掛け時計より感じるからで、

過ぎた時間がもとに戻らないのは、まぁ当たり前っちゃあ当たり前なんだけどね。

時に、僕も関わる生活困窮者支援には、

「いつでも再スタートできます」とか、

「今からでも遅くない」

「何度でもやり直せる」

なんて言葉がよく使われていて、

いつも僕はその言葉たちに辟易している。

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