育て直し 1987年4月16日(木)1歳6ヶ月 おもちゃの取り合いで、頬を噛まれた。どうやって?
【日記】
保育所で、おもちゃの取合いをして、お友達に左頬を噛まれてしまった。👨🎓 まだ互いに未熟なので、そういう失敗もあるでしょう。噛まれてもしかたないと思う。だけど、頬とはどういうこと?噛まれ方が想像できない(噛まれるのを待ってたとしか、考えられない)。今度の噛まれそうなときは、その友達をうまく振り切って欲しいな。
お風呂で、梓が私の背中や手や足を洗ってくれた。👍 ありがとう。これからもお願いします。なんか、とても嬉しかった。なんだろう?
久美子が、なぜか急に「梓は、怖がり違うかな?」と言出だした。「そんなことはない。賢いから慎重にいろんなことをやっているだけだ」と梓のために弁護しておいた。でも実際、新しいことにはなかなか挑戦しない。頑固になる。でも、一度慣れてしまうと、全然そんな感じはしないのだが…。久美子の言う事は、ある意味事実だが。
👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
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【解説】
おもちゃの取り合いは、自分の思いを出せているという意味では「いいこと」です。噛み付き合いは、まだコミュニケーションが発達的に未熟な時期ですから、ある意味仕方がありません。だんだん言葉での取り合いや、譲りを合いができればいいのです。
平均タイプの子どもは、そんなトラブルから自然と学んでいきます。しかし、凸凹タイプの子どもは、言葉(セリフ)や譲り合いを教えていかないと、自然には学びにくいようです。。噛みつく方が便利だ、と間違って学んだりします。
最終的には、お友達に「貸してください」と言えるようになるのが、凸凹タイプの目標です。そのためには、、まず親子で遊ぶときに「共感」と「覚えて」で「貸してください」「いいですよ」の練習を、たくさんしておく必要があります。
積み木遊びしているとき、パパの使っている積木も欲しくて、勝手に取ったときの例で書きます。
【セリフ】
父「積木がもっと欲しいんだよね。お父さんの分も欲しいんだよね(「共
感」)。」
子「ほぶふう(だって、積木がたらないんだもの)。」
父「積木を貸して欲しいときは『貸してください』と言うんだよ。黙っ
て、勝手に取ったらだめだよ。」
子「・・・(そうなんだ)。」
父「そしたらお父さんが『いいですよ』と言って貸してあげるからね(「覚
えて」)。」
子「・・・(そんなやりとりがいるんだ)。」
父「練習しようか。『積木、貸してください』と言ってみて(「すみませ
ん」)」
子「かかかて(言ってみたよ)。」
父「『いいですよ』・・・はい、(この積木)どうぞ。」
子「あああ(そうか、これで貸してくれるんだ)。」
父「分かった?何かを借りるときは、こうするのよ。もう1回、やってみよ
うか!…」