2⃣.国語の授業で観察すること その2
2⃣.国語の授業で観察すること(続き)
②机間巡視しながら、書字を観察する
※ノートを覗くときは、一応「見てもいいですか?」と許可を取る。
➪このときのコミュニケーションで、自分言葉を見つける
※1年生のひらがなのワークブックを見るたときは、自由に書いた字ではな
いことを考慮しながら観察する。
※自由に書いた文字は、作文や観察文などを見る。何も用意されていない
ときは、子どもに頼んで連絡帳を見せてもらう。
※作文を見たときは、文法の正確さや、漢字の誤字なども検討の対象にす
る。
▢ 形のバランスが悪かったり、交点がずれている。
➪見るのが苦手
▢ 斜め線に描くべきものが、縦線になっている。例えば「き」や「考」
の斜め線(ひし形が書けるかどうか、確認にするとなお良い)
➪見るのが苦手
▢ 文字が、枠からはみ出している。
➪見るのが苦手。不器用
➪注意集中が悪い せっかちなだけ。
▢ なぞり書きしたら、線がはみ出している。
➪見るのが苦手。不器用
➪注意集中が悪い せっかちなだけ。
➪やる気がないせいなら、自分ルール
▢ 似たひらがなや漢字を間違えている。
➪見るのが苦手。不器用
➪注意集中が悪い せっかちなだけ。
▢ 鏡文字がある。
➪見るのが苦手
▢ ワークブックの色塗りがはみ出ている。
➪見るのが苦手。不器用
➪注意集中が悪い せっかちなだけ。
➪やる気がないせいなら、自分ルール
▢ きれいに書けている時と書けていない時がある。
➪注意集中が悪い
➪やる気がないなら自分ルール
▢ 線が震えている、筆圧が強すぎる、弱過ぎる
➪不器用 原因は見るのが苦手 感覚の不統合
▢ 先生の指示待てないで、イライラして先に書いてしまう。
➪やりたいだけなら、注意集中が悪い
➪先生に対して「始めないことへの怒り」があるなら自分ルール
➪先生の指示など、最初から全然関係ないなら、自分ルール
▢ 書くのが、丁寧で大変遅い。
➪単に遅いなら、熟考タイプ
➪こだわりのために遅いなら自分ルール
▢ 割にきれいに書けているのに、何度も何度も消して書きなおす。
➪完璧に書きたいという自分ルール
▢ 鉛筆を上手に持てない。
➪不器用 原因は見るのが苦手 感覚の不統合
➪正しい持ち方ができているのに「できてない」とやらないなら、
自分ルール
▢ 利き手が決まっていない。
➪見るのが苦手 感覚の不統合
▢ 漢字の偏と旁がずれている。細部が間違っている。(線が多い、線が
少ない、点がないなど)
➪見るのが苦手
➪正しく描くときもあるなら、注意集中が苦手
▢ 同じ音の漢字を違う所で使っている。 例えば、「気持ち」を「木持
ち」「黒板」を「国板」など
➪同じ音は同じ漢字でいいという自分ルール
▢ 漢字を書けるが、読んでと言うと読めない。意味が間違っている。
➪聞くのが苦手
▢ 漢字を読めないし書けない。
➪見るのが苦手が重篤化した状態
▢ 漢字をきれいに何度も書いているが、なかなか覚えられない。
➪作業タイプ
➪時間が掛かるが、最終的に覚えられるなら熟考タイプ
その3に続く
本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。