育て直し 1987年 11月28日(金)2歳1ヶ月 「本人がやりたいと思ったこと」しか学べない
【日記】
今日は、保育所の参観日だった。参観に行った久美子が帰ってきて、感想一番に言ったことは「給食のとき、他の子はみんな上手に箸を使っていた。」だった。これは驚きだ。まだ、そんなことを考えたこともなかったからだ。早速、家族会議を開いた。
梓、まだスプーンだ。箸は、教えてない。これはいけないということになって、うちでも慌てて今日より箸を使うことに決定した。もっと早く使わせるようにするべきだったのか?👨🎓 それは、分からない!!最近の親が早いだけ?まだ、食べることが楽しいの方が、いいような気もするが。
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【解説】
慌ててお箸を教え始めていますが、お箸はいつから、どのように始めるのがいいのでしょうか?
何かを学ぶときにすべて共通していますが、本人がやりたいと思ったときからです。本人がやりたがって能動的にならない限り「身につく学び」はありません。手指が器用になり、大人を見て真似をしてみたくなり、箸を使うことに憧れたときに、初めて能動的になるのです。そのときに、始めるのが一番良い方法です。親から無理やり始めるものでは、ありません。
箸の使い始め方は、粘土や丸めた紙を使うなどして「ままごと遊び」から始めるのがお薦めです。失敗しても、笑って済ませられるからです。食事で箸の練習をやると、失敗すると叱られたりテーブルの上が悲惨な状態になったりします。それよりなにより、みんなお腹がすいてイライラしていますから、怒りっぽいです。
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