揺禅至柔気功 その10 「肋骨の外回し」
これは、私が最初に習った頃にはなかったのんですが、途中から加わったものです。「宇宙舞踏(当方は、なんのことかよく分かっていません。創始者の名前も教えてもらいましたが、忘れてしましました)から採用した。これを採用して、私はさらにうまく太極拳ができるようになった」と先崎先生はおしゃっていました。
1.基本の足、基本の姿勢(Jライン)で立ちます(もちろん、舌の位置も基本です)。
2.左右の肋骨をイメージして、それぞれ8の字を書くように外向けて
回していきます。まず右足に重心をかけ、右肋骨を右側に回していきます。
次に、重心を左足に移しながら左肋骨を左側に回していきます。これを滑らかに、連続していくと8の字になった生きます。
肋骨だけが動いているイメージが、大切だと思います。腕や腰や膝はそれに、同調してやや動いているだけです。
ただし、初心者は肩や腕を動かして肋骨を動かす練習から始めてもいいでしょう。
先生は、真上から見て、左右の足を中心に肋骨で円を2つ書くと言っておられました。(実際には、8字か無限のマークのようになります)
3.上手に肋骨が動くようになったら、徐々に肋骨の動きに同調しながら、腕(手)を上げていきます。腕は、頭の上まで上げます。腕に力を入れてはいけません(これが、で踊っているように見えるので「宇宙舞踏」はないでしょうか。阿波踊りのようでもあります。もっと、いろいろ聞いておけば、よかったです)。
手を上げたとき肋骨は、アコーディオン(もしくは、提灯)のように広がったり、縮まったりしながら回すことになります。そうのような状態になっている意識が大事です。
広がる肋骨
4.腕が上方にあっても、肋骨がスムーズに動くようになったら、外回しを続けながら、徐々に手を下してきます。腕が下まで(体の横まで)降りたら、腕の動きは徐々にとめますが、その内回しの気のエネルギーはそのまま足の方に下していきます(足首は動かないので、足全体が外に張り出した感じになります)。
私が書いているのは、旧式アクティクラブで教えてもらったことですが、先崎先生のお弟子さんたちが新アクティクラブを創設して教えておられます。興味のある方は、見学を申し込んででみてください。