育て直し 1987年 9月30日(水) 1歳11ヶ月 すぐ褒めないと「何を褒められているのか」分からなくなってしまう!
【日記】 夕食後、新聞紙でピストルを作って上げて、本格的な西部劇ごっこをした。大変喜んで、しきりに私の真似をしていた。私と同じように「弾の入れる真似」をしたり、寝転んで回転しながら敵を撃ったりしていた。👍 ごっこ遊びができるようになったので、遊んでいて楽しい。
久しぶりに、梓の散髪に行く。鏡に写った自分を見て「(今は)毛、ある。ちょっとだけある。」と散髪屋のおじさんに言っていた。👍
赤ちゃんの頃は、しばらく毛が生えなかった。そのつるつる坊主の頃のことを、覚えていたようだ。以前は、じっとしているのが嫌で散髪を嫌がって散髪屋さんを手こずらせていたが、今回は、案外じっとして散髪できた。👨🎓 散髪屋のおばちゃんに、始まる前に飴をもらったのが効いたのか?
👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
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【解説】
うまく散髪しているので、よしよしと見ていてはいけません。新しくできたことは、すかさず「想像」と「共感」で褒めておきましょう。凸凹タイプの子どもは、あとで褒めても「褒められた内容を覚えていない」ことが多いので「何を褒められているのか」分からなくなるからです。良いことをしたら、すぐさま褒めるのが、コツです。
【セリフ】
父「もう散髪は慣れたのかな(「想像」)?」
子「慣れた。」
父「今日は危なくないようにじっとできていて、偉いね(「共感」)。散髪
のハサミで、ケガしたら危ないものね。」
子「あぶない。」
父「そうだね。どう?頭がきれいになると気持ちいいね(「共感」)。」
子「ウン。」
父「散髪屋のおじさんに、『ありがとう』って言っといてね(「覚え
て」)。」
子「ありがとう。」
父「あっ、飴ちゃんもらったことも『ありがとう』と言ってね。」
子「飴、美味しい。」