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半熟日和

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“未熟で、ままならない日々を書く”。毎日書いている400字以上のnoteをまとめています。現在は土日祝日を除く週日更新です。800本を機に「毎日note」から「半熟日和」にマガジ…
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2023年1月の記事一覧

サービス提供終了と聞くと

LINE BLOGが、サービス提供を終了するそうだ。 正直このプラットフォームに投稿したことがあるとか、ましてやアカウントを持っているわけではない。ただ、結構応援しているアーティストやアイドルの方々が自身のブログとして利用していたので、時折読みにいくことはあった。あの人たちの言葉、ログとして残っているのものはどうなるんだろう?、と思ったけれど対応策は準備されるようだ。 何事も「一生存在し続ける」ことはむずかしいんだな……と思わざるをえない。こういうニュースを見ると、この場

粛々と家の中で

久しぶりに丸一日家にこもって仕事をしていた。広がる青空をリビングの窓から眺めながら、つくづくわたしは在宅ワークに向いてないなあ、と思う。 自分1人しかいない空間だと集中力が全然持続しない。色々なものに気を取られてしまうし、はっと気づいた頃には、体感としてすごい勢いで時間を消費している。オンライン会議の1つでもあればまだマシなのだけれど。定点カメラを付けられたらたまったもんじゃない。いや、むしろつけてもらった方が集中できるのだろうか? リモートワークが働き方の選択肢に含まれ

思い返すと素敵な偶然だったかも

セレンディピティ(serendipity)という単語を最近知った。「偶然の幸運な発見」「素敵な偶然」と言った意味があるそうだ。 知ってから、なんで素敵な言葉なんだろうと気に入って、ふとした時に「わたしにとっての素敵な偶然って何かな」と考えている。 漫画が好きで、晒した本棚のツイートを見た人からちょこちょこ話題に出してもらうことがある。聞かれた中に、「本棚にあったあの作品、いつ知ったの?」というものがあった。 たとえば、「らんま1/2」や「魔法陣グルグル」。つまり、連載時

4週間限定の宇宙

星雲みたいだ。 自分の右手の親指や薬指指にのせられていくブルーとブラウン、ラメを眺めながらそんなことを思う。 人生初のネイルサロンに行こうと思い至ったのは数日前。30分ほどインスタグラムとにらめっこして、地元の最寄駅近くの店にあたりをつけた。すぐ予約がてきて、当日までずっとわくわくしていた。 爪の形を整えてもらうなど下準備をしてもらっている間に、タブレットでデザインギャラリーを見る。もっと悩んでしまうかもと思っていたけど、事のほかあっさり決まった。それが冒頭の、星雲を彷

迷惑メールの向こう

以前、羽生〇弦さんから「中居〇広さんのメールアドレスを知らないか」、という内容のメールが届いていた。聞く相手を間違えているしそもそもアドレスも変。まごうことなき迷惑メールだ。 この文章を作って、送っている人がいるんだよな、と思う。よくわかっていないけど、AIの可能性もあるのかな。それでも、AIが送るように設定している人がいるってことになる。これを送ることによって、なにかハッピーなことが起こるとは到底思えない。でも絶対に、知らない誰かがこのメールの向こう側にいる。 昨年末か

たのしくすこやか

ふと月の予定を振り返ってみると、年始のお休み期間を除いて目覚まし時計を掛けなかった日がない。 「忙しい」しか浮かばなくなってしまった昨年12月からズレ込んだ予定が集中したこともあって、今月は本当に、わたしにしては非常に珍しく、ほぼ休日に予定がある。 「あの本棚のツイート見たよ!」 「毎日noteを書き続けてると、なにか変化ある?」 「コーチングは最近どうなの?」 「仕事はどう?忙しい?」 といったことを最近よく聞かれるなあ、聞いてもらえたなあ、と思う。思い返すと何だかこ

異様に寒い日の400本目

本日、1月25日は「日本最低気温の日」だという。 2023年の同日、つまり今日、10年に一度の寒波が到来するとテレビでもネットでも大々的に宣言された。朝のニュース番組のなか、新宿でリポートをしているアナウンサーが「指先が痺れるような寒さです!」みたいなことを言った。彼はしっかりと5本指を覆うタイプの手袋をしている。 今日は流石に同じタイプの手袋を使うことに決めた。普段はフィンガーレスのグローブタイプのものを使っている。そっちの方がスマートフォンが触りやすくて楽だからだ。け

本数をまちがえていた

今日で397本目だと思っていたこの「毎日note」が、399本目でした。 もう少しで400本か~と思いつつ、急に「このマガジンの数字って本当に合ってるのかな?」と思いました。試しにマガジンの月別と、トータルの月別の数字を見比べてみると、2022年の6月と7月分のマガジンがそれぞれ1本ずつ足りていないことに気づいてしまい。つまり6~7月以降、2本マイナスでカウントを続けていたことになります(修正済)。 ということは「300本目だ~!」とお祭り気分で書いたこのnoteは、実際

未読メール

たまにSNSとかで、メールやLINEのアイコンの右上に3桁以上の数字が表示されているスクリーンショットを見ることがある。正直けっこう、不思議に思う。 少なくともわたしは、できるだけ通知がゼロの状態にしたい派だ。1通でもメッセージが届いているのを確認すると、すぐに開きたくなる。 届いた内容によってはすぐに消す。たとえばセールのお知らせとか。あと迷惑メールが来てしまったら、なるべく早く受信拒否や「迷惑メールフォルダ」へ移動させたりする。逆に返信が必要なものは、一度開いて忘れな

動物園

上野動物園に行った。少なくとも社会人になってから、動物園そのものへ足を運ぶのははじめて。 ランチとお茶を一緒にした友人に「よかったらどうですかね?」と、急遽その場の思いつきで行くことになった。 最後に行ったのはいつだろう。一番記憶を辿るのに手っ取り早いのはスマートフォンの写真を遡ることだけど、2016年に小田原城付近にいた猿を撮影したのが最後のようだった。動物園とはいえない。あとはちらほら水族館で撮影した写真が散見していたけど、それでも3年以上前だ。 入場料は大人でも6

みかんの皮

昨日から妙にみかんの皮の剝き方が気になっている。 「のんさんはどうやって剥きます?」と聞かれて気づいたのが、わたしはみかんの皮を剥いた経験がほぼないということだった。さすがに一回くらいはあると思うけど、かなり記憶が曖昧だ。 というのも果物全般が幼少期から苦手で、自ら食べようとしたことが滅多にない(アレルギーではない)。子どもの頃に「食べて見なさいよ」と大人に出されたのは、すでに皮が剥かれた後の状態のみかん。 この話を帰宅した後親にも伝えると、「父さんが食べる分、剥いてみ

社会性をもつ

2023年1月18日に放送された『あちこちオードリー』は、『芸能界が生きやすくなる参考書をつくろう!』の回だった。浮き沈みの激しい芸能界で活躍する芸能人たちがそれぞれ実体験を踏まえた教訓を発表する。今回は伊集院光さんの無双状態だった。 発表する教訓がもうすべて金言。なんだったら、他の人の発表のあとの補足やコメントですら。「芸能界」とついているけれど、あらゆる分野に精通しているものだと思う。 個人的にインパクトが大きかったのが、この2つ。 ・コントなら漫才 ものまねならア

視野の狭さったらさ

昨年末の話。 本気でびっくりしてしまったのだけれど、職場から10分ほど歩けばスカイツリーが目に入る、ということを初めて知った。 同僚のみなさんとランチをしようと目当てのお店に行ったら、諸事情で入店ができず。ランチ難民となりウロウロしていたところ、行きついたカフェで舌鼓を打った後のことだった。 お店を出て「今日はめちゃくちゃ晴れてるな~」なんて思いながら、不意に遠くへ目を向けると飛び込んできたスカイツリー。一瞬、「え!? あれホンモノ?!」と疑って、同僚に確認してしまうく

にわか恐怖症は克服すべき

詳しくないと「好き」と書くことができない。日常会話の中でさらっと「あれハマってるんだよね」とかは言えるのに。 つまり対象への情報量の多さが「好き」に求められる、と思い込んでいた。角度を変えれば、「にわかは許さねえ」という感覚が自分の中にあるということでもあって、「なんてこったい」と自分に対してショックを受ける。でも確かに、「にわかじゃん」と揶揄されることが怖い自分がいるのだ。 「にわか」とは「物事が急に起こるさま」「突然」、ほかにも「一時的であるさま」という意味がある。こ