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「姿勢のよさ」という抽象論

ありがたいことに、あまり頭痛には悩まされてこなかった。
そのような私が、断続的な頭痛を経験しているのは、肩凝りが悪化して頭痛にまで至ったためであり、いささか耐え切れず、久しぶりに整体院に足を運ぶことになった。

60分あまり診てもらった後、整体師が言うには、確かにひどく背中が張っているものの、極端にひどいということはなく、その他にも特段の異常は見られないとのこと。
そうなったことの考えられる原因としては、普段の姿勢に尽きるだろう。デスクワーク固有のリスクとして、やはり背を丸める傾向がある。残業がやや多かったが、帰宅後もパソコンは使っているし、ピアノも弾く。肩の凝りやすい環境である。

以前にその整体師から教わっていた肩凝り予防のストレッチも、いつしか実践することを忘れていた。紫外線や日差しが強く感じられるようになって、会社の屋上に出ることが少なくなったためかもしれない。

結論としては、
・ 姿勢をよくすること
・ ストレッチを行うこと
が処方箋となるだろう。
しかしながら、姿勢をよく保とうとすると、疲れる。姿勢が悪くても疲れやすいと言われているから、どちらにしても結局は疲れるものである。ただ、姿勢をよくすることは、趣味のピアノの上達にも資するであろう。
また、よく言われるところの「姿勢をよくする」という抽象的な精神論も、おそらくライフハック的なコツがあろう。
銀行のガラスに映った私の歩く姿は、確かに背が丸まっており、美しいとは言い難かった。精神的な心掛けではなく、スマートな対策を考えたいものだ。

ストレッチは、いつやるかという時間の問題だが、コーヒーをドリップしている間でよいと思う。あるいは、紅茶を淹れている間に。

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