ズボラでもできるアラフィフ的脳を大事にする方法
ご訪問ありがとうございます。
今日は、PCに向かって長時間仕事をする自分が脳の健康や集中力キープのために気をつけてることをつらつらと書いてみたいと思います。
30代くらいまでは、多少の無理もききますし、特別何も気を付けなくてもいろんなことは頭ですぐ吸収してかみ砕き、表現する力が年齢なりにあったのですが、40代半ば頃から脳がすぐヘタレになって、思うように働いてくれないことが増えました。
その頃になると経験とかからこなせることもあるのですが、20代から30代の人たちとお仕事をご一緒していると「なんですぐ頭に入ってこないのだろう」なんてことも目の当たりにするわけです(涙)。
そんなことを比べても仕方ないのですが、これ以上脳を劣化させないように自分が気をつけていることを5つ取り上げたいと思います。自分は医師ではないですし、個人差もあると思うのですが、参考になったら嬉しいです。
1.糖質制限はほどほどにする
会社員時代、ダイエットサイトを作るということでチームで、いろいろなダイエットを自分たちでも試しました。糖質制限もやりました。ダイエットに関しては男性は比較的すぐ結果が出たんですが、チーム内の女性で結果が短期的に出るという人は少なくて、もちろん私もそこから良い結果は出なかったんですね。
3度の食事で米、小麦粉類をほぼ取らない(週に2食くらいは食べたけど)生活を3か月くらい続けたところ、痩せないし、何より脳のパフォーマンスが激減してしまいました。
集中力がとにかく落ちた!これは仕事的に良くないよねってことで、米はやっぱりできるだけ食事で摂るようにしたところ、ウスラぼんやり感はなくなっりました。でも元に近い状態に戻るのにも2-3か月がかかった気がします。
それもそうですよね、脳の唯一のエネルギー源は糖質です。わざわざ体のあちこちに指令を出す脳を飢餓状態にしては体も悲鳴を上げてしまうんだと腑に落ちました。
2.疲れたらとにかく寝る
まあこれも当たり前なんですけど、眠くなったら我慢せずに寝る!5分でもいい。眠い…と思いながらやっている1時間の作業って、寝てリセットした後集中すると10分~15分くらいの作業量なんてことありませんか?私だけ?
フリーランスの人ならすぐ寝ることができる環境もあるかもしれませんが、会社にお勤めの方は昼休みちょっとでも目をつぶって視覚的な情報を遮断して休むだけでも違うんじゃないかなと思います。
私はロングスリーパー気味なので1日9時間くらい寝ないと寝不足だなと思ってしまいます(笑)。昼寝もうっかりすると1時間以上寝てしまうことも。昼寝が長いのは良くないそうですが、昼寝しても夜も普通に眠れてしまうのは我ながらすごいと思ってしまいます。でも寝るとなんでもリセットできる。
ショートスリーパーの方は時間をたくさん活用できそうで実にうらやましい。ショートスリーパーの方の睡眠時間における悩みはあるのか聞いてみたいところです。
3.PCとスマホ環境から遠ざかる
脳が疲れたらとにかく席から離れる。数分でもPCや携帯画面以外のものを見る。
私の体感でエビデンスも何もないですが、画面の光は脳に優しくないし、子どものころからテレビ画面を30分以上見ていると頭痛がしてきたものでした。自分で初めてPCを購入した時も、30分くらい画面に向かうと頭痛がしてきたのを思い出します。使ってるうちに慣れちゃったのかもですが、今でも体調が悪い時は頭が痛くなります。目が疲れて首も肩にも、表情筋にも影響が及び、一気に体が老け込むのがわかります。
なので、疲れが押し寄せる寸前にできるだけ景色や植物などの自然物を眺めるようにしてます。散歩なんかもいいですよね。
余談ですが、私は最近書道を始めました。仕事の後に脳が疲れたなって時に紙と墨汁で文字を書いていたらすごく脳がすっきりして疲れが取れるんですよね。書道を始めたのも、デジタルとかけ離れて無になりたい~ってところからでした。
半紙と墨の色も目にもやさしく疲れないのだろうなと思います。
書道は作業療法にも取り入れられてるし、マインドフルネス効果もあるようです。書道に限らず、デジタルから離れて無になれる時間や趣味を持つのもいいのかなと思います。
4.応急処置
もうどうしても今やらねばならぬ!って時はラムネを食べています。ラムネは脳に素早くエネルギーを届ける力があるそうです。森永製菓のHPにも載っていました。それを知らなかった頃、仕事で疲れてコンビニに行くとどうもラムネが目に留まってたんですが、そういうことだったのかと思います。
本当にどうしようもない時に、エナジードリンクとか飲んじゃうこともあるんですが、私の場合、短時間はみなぎっているのですが、完全に後から疲れがどっと押し寄せてきます。カフェインのドーピング要素が強いというか、、、自分はできる限り飲まないようにしています。なるべく糖質を摂る・睡眠・デジタル離れの時間確保を心がけて、どうしようもない時はラムネの応急処置で乗り超えるようにしています。
5.日々の食材で脳をいたわる
糖質のお話もしたのですが、DHAとか甲殻類に含まれるアスタキサンチン、胡麻に含まれるセサミンなんかも脳に良いというので、好物の鯖缶を食べたり、干しエビやすりごまなんかを常備して、ごはんやサラダ、味噌汁なんかにぱらっと入れたりして手軽に取り入れられるようにしています。食用油もこめ油にしてγ-オリザノールを摂っています。あと牛乳の代わりにレシチンやα-リノレン酸を含む豆乳を飲むようにしています(更年期に良いイソフラボンもあるし)。
脳ってアミロイドβが溜まると集中力や記憶力が低下するそうですね。「1日1杯脳のおそうじスープ」という本を数年前に買って、その本で紹介されている「アミロイドβデトックス食材」を取り入れたレシピでたまに飲んだりしています。すごく美味しいし、献立に困った時にいろいろアレンジして使えるので本当は常備した方がいいんでしょうけど、基本ものぐさなので(超絶簡単に作れるスープだけど、それすら億劫)気が向いた時に気分転換に作ってストックしたりしています。
こんな感じでそんなに日常で頑張らなくても取り入れやすい「脳に良い習慣」を心がけるようになってから、脳のスカスカ感を感じる頻度は減りました。「疲れ顔」も減ったと思います。毎日何分間!毎日これを作って食べるる!みたいなのは私には続かなそうなので。
後は…小学校のときに同級生の男の子が「頭を振るだけで脳細胞ってすぐ死んじゃうんだってテレビで言ってた!」という言葉が忘れられず、以来、頭を激しく動かしたり無意味に頭をたたくようなことをしないように心がけています(笑)。その男の子はその話をしたことすら覚えていないのでしょうけど。
そんな感じです。