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あの日の肉襦袢感覚が私にも迫ってくる

ある日、ウォークのスタート会場で

肉襦袢を着せてもらって

それは歩きにくく、すごく重たいものだという経験をした


よくバラエティーのテレビなどで見る

お相撲さん型の肉襦袢だったけれど

そこそこの重さはある、いやいや、それどころではない

所々に何かおもりみたいなものが入っている


きちんと着ると、腰やすねの裏側、ふくらはぎの下

肩や脇の下、手首に特に重みがある


この重さは当時80代の人の体とは

こんなにも重くて、よろけたり

なにをするにも「どっこいしょ」と

スピードが出ないというのを

身をもって体験させてもらえるものだった


へぇ、年をとるというのはこんなに体が重くなると

いうことなのだなぁと気に留めることとなった😵


そして、カンを過ぎた自分の体もやっぱり昔と同じではない

かなりあの肉襦袢に近づいてきているように思う

であれば、両親など肉襦袢並みの重さを

実際毎日背負っているのであろう

早く!という言葉は酷かも知れない


時間が許すならゆっくりと動作するのを

黙って見ていようと思うのだが

なかなかそれがねぇ😩

自分のペースだってどんどん落ちてくるのにね

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庵
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