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ノートに「書きかけ」の記事を公開する理由について。 -ずぼらな私の更新ルール-

今や「下書き」こそ、誰かと共有する時代。


書きかけのメモは、初心の表れであり
時には人には見せられない、恥ずかしいことが書かれていることもあります。

その未完成な状態で他者に公開すると、
整理されてない文章により誤解を招くかもしれません。

読者のなかには、不快な気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。

noteという意見の交流の場において、その秩序を乱していいのか
という葛藤も少しありますが、

それでも、あえて「書きかけ」の記事をあえて公開するのには理由があります。

▽30%を許してあげる心の豊かさ

私は完璧主義な性格で、未完成なものを人に見せることに
かなりの抵抗があります。

ただ、100%の成果を生むには相当の努力と時間が必要です。
時間をかけすぎて「完成した頃にはもう手遅れ」ということも稀にあります。

また思い込みが強く、プライド(※)も高いので
他者に意見を聞くことを妥協だと考えてしまいます。

※ ここでは「他者に頼るのは自分の考えが足らないから」「序盤から他者に解決の手助けを求めることは怠惰である」といった
他者に頼りたいという自分の素直な思いを邪魔をする気持ちのことをさします。


そうなると、努力と時間を費やしたはずのものが

他の人には響かない。期待された結果とは違う。
自分よがりなものになってしまうのです。

30%でも途中段階で誰かの意見を求めるのは
決して怠惰や妥協ではないということ、

未完成な状態を許してあげる心の豊かさを育てるために、
下書きを公開するという、トレーニングをする必要があるのです。

▽明日の自分は今日より賢い

情報社会に生きる私たちは、日々賢くなっています。

数日前に思いついたアイデアを今、考え直してみると
全く違う発想ができるのは、日々の暮らしの中で
絶えず新しい視点を獲得しているからです。

今日は正しくても、明日には正しくない

そんなことも、ありうるでしょう。

正しさを証明するために、何時間もかけて書いた文章に
加筆修正をするのは、ためらいの気持ちが生まれてしまいます。

いつでも、書きかえていいんだよ。

「下書き」の文章は、寛大な心をもって
私にそう言ってくれるように思えて、少し気が楽になります。

▽悩まなくてもいい悩みを悩まない

人生は限られているもので、どのように過ごすかは自分の選択によります。

悩みごとを多く抱えて、ストレスフルな日々をすごす人に足りないのは、
「悩みごとの優先順位づけ」もしくは「悩みの取捨選択」
といった行動でしょうか、

考えなくてもいい悩みというのも、あるはずです。

悩まなくてもいい悩みに時間を費やすという無駄を省くことも
大切だと考えています。


いかがだっだでしょうか。

完成を目指さない。
それが私の決まりごとです。


下書き中の処女作は、こちら


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