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将棋が『栄養学』で斬られる時代

将棋の棋士はブレインスポーツと言われるゆえに1回の対局で2~3kg減量してしまう人がよくいるらしい。頭脳を使うゆえに血糖値の消費も半端ないらしい。
ここ最近は、藤井聡太七冠の対局ともなると、
『休憩時間の勝負めしに何を選ぶか』
といったところでネットなどがざわつくお約束まである。

将棋(広義的には囲碁もか)における『勝ち飯』事情に関してこれといってまとまった文献なり研究結果というのは明らかになっていない。脳科学上での研究は水面下で進んでいるようだが、対局時の昼食・おやつ事情とでもなるとこればかりは栄養学の出番であることは容易に想像ができる。

そうはいっても、将棋の場合、一般的なアスリートのように運動生理学を織り交ぜることはなく脳科学が独り歩きするような競技であるため、ガチで研究しようとするとそう生易しい話にはならないのではないか。さらに、対照試験のコストもかかる可能性が高く、研究そのものが常識的な新薬の治験のような難易度になることも考えられる。

実際にアプローチしようと思ったら、『食べた食事』の栄養バランスを計算してアドバイスすることからしか考えにくいが、研究が進むうちに、
『将棋会館に対局者しか入室できない食堂を作って栄養バランスの取れた食事を提供する』
ようなウルトラCみたいなことをしないと『将棋を栄養学で斬る』ようなことは難しいのではないか…

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