
【全5回】自由な生き方探してみた #3 フリアコ・愛媛編
オーストラリアでワーホリ中🇦🇺
旅人担当のズーミンです👍
「働きたくない」「好きなことしたい」「独自路線がいい」
そんなワガママ三重苦の僕が模索した【自由な生き方】を書き散らかしたマガジン。
全5回でお届けします。もちろん全部無料!
フリアコすることに決めた前回の記事はこちらから!
フリアコに行くことは決めましたが、その前にやることがいくつかありました。
その一つが家族への報告。
一昨年の年末年始に帰省した際、両親にフリアコすることを告げました。
収入がなくなるので当然心配はされましたが、最終的には「好きにしなさい」と言ってもらえました。親には感謝です。
しかし、その時点では行き先は未定でした。
どこに行こうかなと考えながら何気なくテレビを見ていると、しまなみ海道の特番をやっていました。
「お、いいじゃんこの近くにしよ」
これにて次の行き先が決まりました。
え、前回あれだけ比較検討してたのに?と思われるかもしれませんが、本当にこれがきっかけです。
直感で決めて後から理由付けする僕の傾向からするとこれはこれでいいんです。
一応それらしい理由を述べるなら、
・行ったことがない
・景色がいい
・しまなみ海道を自転車で走りたかった
・当時弱虫ペダルにハマってた
こんなところでしょうか。
そういえばフリアコについてあまり説明をしていなかったので、今更ながらお伝えします。
フリーアコモデーション(フリアコ)とは
・1日数時間働く代わりに家賃、光熱費、Wi-Fi代、場所によっては食費も無料。
・労働と諸費用が相殺なので給料はなし。
・お金が欲しい人は他のバイトすることも。
・仕事内容はベッドメイキングやゲストの対応など、場所によってやや異なる。
・個室を貰えるところもあれば、ドミトリー(相部屋)でゲストさんと同じ部屋になることも。
ざっくりこんなところでしょうか。
詳しく知りたい方は調べるか、僕に聞いてもらっても大丈夫です。
さて、行きたいところは決まりましたが、その近くにゲストハウスがあるのか知らなかったので調べたところ、近くの島に古民家を改築したゲストハウスを見つけました。
フリアコスタッフを募集しているかネットで調べまくった結果、どうやら数年前の募集と連絡先を見つけました。
ダメ元でメールを送ってみると、少しのやり取りの後OKをいただき、3月末から行くことになりました。
大好きな亡き祖父の7回忌を終え、そのまま一路しまなみ海道へ向かいました。
しまなみ海道の本州側玄関口の尾道駅に着いた時、不安とワクワクに加えて、街の開放感を感じたことを強く覚えています。

そこからバスとフェリーを乗り継ぎ目的の島へ。全てがユルくてゆったりしていました。

挨拶を済ませ、やることを教えてもらって住み込み生活の開始です。

僕がお世話になったところは、ゲストさんと一緒に晩御飯を食べることが多かったです。
そしてゲストさんから色々なお話を伺うことができ、とても楽しい日々でした。
その日々の記録は僕のインスタで「ゲストハウスの夜」としてまとめてありますのでご興味のある方はどうぞ。(プロフィールからインスタに飛べます)
また、折しも桜が見頃の時期だったため、ゲストさんの案内がてら、瀬戸内海に映える桜をよく見に行きました。

ゲストハウスには旅のゲストさんだけでなく、近くの島から遊びに来る人も結構いて、色々な人から可愛がっていただきました。
花見やBBQやボードゲームやテントサウナやバスケやサバゲーや飲み会や……数え出したらキリがありません。
ゲストさんがいない日にはすることも特にないので、お気に入りのビーチでまったりしたり、夜には満点の星空の下、ウミホタルが煌めく波打ち際を眺めたりしていました。
思えば、本当に良くしていただきました。
まずはこの場を借りてお礼申し上げます。
ですがそんな日々も、徐々に終わりが近づいてきます。
そもそも僕は色々なところに行ってみたいと思っていたので、「沈没」するつもりはなかったのです。
同時に、フリアコを決める前に中高の同級生と沖縄にダイビング旅行するつもりだったので、そのタイミングで島を離れることにしました。
最後の日、色んな島から多くの人が集まってくださり、とてもとても楽しい時間を過ごすことができました。
皆さんとの思い出は僕の中の宝物です。
そして僕は埼玉の実家に帰り、沖縄ダイビング旅行を挟んでから次の目的地・秋田県へ向かったのでした。
#4に続く