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脂肪・糖?食品添加物?アルコール?どれ?DOTCH?

こんにちは、244@ズッコケ断酒問答です。いきなりですが、本稿の結論を始めに言います。ネタばらし!

食品添加物を気にするくらいなら、酒の方こそやめたら?

これです。逆に言うならば、「酒を飲んでる時点で、食品添加物など気にしてどーする」ということです。酒(アセトアルデヒド)こそ猛毒ですがな。

以下続いてお読みください。


かつて、こんなCMコピーがありましたよね。

「美味しいものは、脂肪と糖でできている」

糖質と脂質は、どちらもエネルギー源として体内で利用されますが、糖質は脂質やたんぱく質と比べて吸収されやすく、過剰に摂取すると体脂肪として蓄積されやすいという特徴があります。

Google生成AI GEMINIより

美味いものばかり食べていると肥りやすいから、健康なお茶を飲んで脂肪や糖分摂取を抑えましょう、といったコピーです。

まさに言い得て妙。

人類はオノレの生命保持のため、先土器時代よりカロリーや糖分を多く含む食べ物を摂り込んできた歴史の繰り返しです。肥る食べ物は「おいしい~!」と絶叫したくなるよう、遺伝子に教え込まれてきました。

そして現代日本社会において、殆ど多くの人は食べ物には困らなくなりました。街のあちこちのお店には糖、脂肪をたっぷりと含む食べ物が氾濫しています。美味いものは美味い。

そして、その中には食品添加物も少なからず含まれているわけです。

原始時代はくるみの脂肪分こそがご馳走でした…

「しっかり見極めて自分で選ぶ目を!」

我々は食べ物に対しては「体に良いものを」と教えられます。フレッシュフードが何より一番。でも加工食品だって溢れかえっていますし、寧ろ食品添加物が使われていない食べ物こそ、どれだけあるのでしょうか。

いや、肉魚、新鮮な野菜には使われていない、とも言えそうですが、肉や魚は養豚養鶏養殖などで育てられています。その中には食品添加物の入った餌もあるでしょうし、野菜には化学肥料だって使われています。

また私は「化学調味料」という言葉の使われ方も好きではありません。そもそもあれはサトウキビやトウモロコシ、キャッサバ等が原料だし、それ以外を取ったとしても何を今さら。

詳しくはこちらをご参照ください。

正直もうキリがないのではと思います。

ケミカルを頑なに拒否したければ、某俳優のように山にこもって鉄砲撃って獲物を仕留めたり、山で野菜を自分の手で育てるしかないでしょう。

さて、ようやくここで本題です。

これだけ食品添加物などが溢れる世の中ですが、酒に対する扱いはどうでしょうか?

「飲みすぎには注意しましょう」

こんなもんですよね。

一体どんだけ聖域に守られてんの?と思ってしまいます。呼びかける方も気にする方もポーズでしかないのかなと。

もちろん私も飲んだくれの頃はそうでした。暴飲暴食当たり前。

私は、とある切っ掛けによって酒をやめたのですが(それについてはいずれお話します)、酒をやめると様々なものが見えてきます。

オールマイティ・デンジャラス・ポイズン・ドリンク

酒には、3つの段階において危険性が孕んでいると考えます。

  • 短期【酒気帯び(酒酔い)事故の危険性】

  • 中期【生活の不安定化】

  • 長期【生活破綻と疾患で死の危険】

まず短期的には飲んだら酔っ払う→制御が効かなくなり、事故の危険性を招く。多くの人は1~2杯程度でやめられますが、アルコール依存者(アル依)はそれが出来ません。私もご多分に漏れず。

そうなると、ブラックアウトに陥ります。ブラックアウトは短期記憶障害、自己認識がないため最悪事故に遭遇します。これは起こす、起こされる両方です。どちらにしても悲劇。

中期においては、酒代がかさみ生活基盤が非常に脆弱になります。

私は飲んだくれ時代、月に7~10万円程度酒に費やしていました。家計上納金は何とか出せても、子供の学費(当時は小学生のためまだ大してかかっていなかった)や自分の老後のお金など考えられませんでした。だからさらに飲んで誤魔化していたのですが・・・。

長期的には、さらにそれがエスカレートして己のみならず家庭の破壊と破綻をきたし、その上飲酒を引き金とするあらゆる疾患を招きます。結果的には、「ロクな人生を送れずに人生が終わってしまう」というという顛末にまで及ぼします。

そんなわけで、酒は短中長期、酒は全てに渡り危険を及ぼす、オールマイティ・デンジャラス・ポイズン・ドリンクということがお分かりいただけますでしょうか(長い)。

なのに?なのに・・・?

一般的には「添加物に注意して美容に気を使え」と言っているわけです。時にはワインのポリフェノールを称賛してまで。

もう随分前になりますが「私の血はワインで出来ている」と言っていたあの俳優さんは、今もあの世で美容のためにワイングラスを傾けているとしたら皮肉です。

ちなみにGoogle先生によると、避けたい食品添加物は以下のようなものだそうです。

①亜硝酸ナトリウム ハム・ソーセージ、魚卵などの発色剤、腐敗防止用として使用
②合成甘味料(アステルパーム・アセスルファムK) アイス、ガム、ヨーグルト、プロテインや様々な微糖、ノンアルドリンクなど
③合成着色料 タール系色素:菓子、アイス、清涼飲料水、漬物など様々なものに使用
④合成保存材 安息香酸Na、ソルビン酸Kなど:ワイン、ジャム、コンビニ弁当、ハム・ソーセージの加工肉など
⑤調味料(アミノ酸等) いわゆる化学(うま味)調味料
防カビ剤 柑橘類など輸入果物など
⑥マーガリン・ショートニング パン、スナック菓子、ファストフード全般

そして、危険な添加物が最も多いワースト御三家は以下だそうです。

①かまぼこなどの魚肉練り製品
②ハム、ソーセージなどの畜肉塩漬け製品
③魚介の干物製品

また他では、スナック菓子や菓子パンの原材料欄もよくよくご覧ください。たんまり添加物に溢れています。これらは全て加工食品です。

でも・・・皆食べますよね?

私も食べます。私はソーセージのジョンソンヴィルが大好物。ベーコンだってホテルの朝食で食べます。パスタの具材にも入ってます。かまぼこのお土産なら小田原のあの名店で買いますよ。

人は皆死ぬ、それ故に

全ての人は生まれた日から死に向かって歩いていきます。

現世では自分の好きなことをして、全うしたつもりになりあの世を迎える日が来るのも勝手です。私はただ、死ぬ時に後悔はしたくないと思って日々生きているつもりです。

故に私は、「体に悪い」というのであれば、健康を優先すべきと考えています。食品添加物を全面擁護するつもりはありませんが、酒を否定している訳でもありません。いや、してるな(笑)。

少なくとも私はもう酒を飲みたくない。そう思っているだけです。飲みたい人は好きに飲めばいい。

体に必要なものを摂る。そう考えるならば、まだ食品添加物はやむを得ませんよね。糖や脂肪は、むしろ体作りには必須なので摂ります。

要は何事も中庸が肝心ということです(酒以外は)。

やっぱりどう考えても、酒だけは毒です。ちょっとだけなんてのも違います。

よく言われる謳い文句「酒は百薬の長?」については、前回のエントリーでお伝えしております。よろしければこちらもどうぞ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。執筆の励みになるので、よろしければスキをお願いします。ではまた!




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