
〈ネタバレ無し〉12億を強盗!嘘のような実話『アメリカンアニマルズ』感想🎬
〈平凡なまま死にたいのか〉
どうも!じきどらむです!
大学生4人が時価1200万ドルのヴィンテージ本を狙った前代未聞の強盗事件を描く映画『アメリカン・アニマルズ』が、5月17日(金)に公開されました!
公開より一足早く都内近郊でおこなわれた
『アメリカンアニマルズ』の監督来日試写会に参加してきました!
映画の感想とイベントレポを書きます\(*⁰▿⁰*)/
“映画みたい”に盗みだす衝撃の実話”
分かりやすいあらすじ
アメリカ・ケンタッキー州で退屈な大学生活を送るウォーレンとスペンサーは、自分が周りの人間と何一つ変わらない”普通の大人”になりかけていることを感じていた。
そんなある日、2人は大学図書館に時価1200万ドル(およそ12億円相当)の超える画集「アメリカの鳥類」が保管されていることを知る。「これを盗めば俺たちの人生は最高になる!」と確信したウォーレンとスペンサーは、図書館に保管されたオーデュボンの画集「アメリカの鳥類」を狙い、友人のエリックとチャズに声をかけた。
犯罪初心者の彼らは、『スナッチ』や『オーシャンズ11』など、往年の犯罪映画をお手本に強盗計画を企て、特殊メイクで老人に扮し、図書館に乗り込みます。そこで彼らを待ち受ける運命とは・・・!
画集「アメリカの鳥類」とは!
博物学者で画家であったジョン・ジェームズ・オーデュボンが書き上げた『アメリカの鳥類」は、1827年から1838年にセクション毎に発刊されました。
中身は北米の鳥類1037羽が等身大で描かれており、このうち400点あまりは手書きで採色されているそうです。
現在では120セットが現存するとみられ、大半は米国と英国の画廊や図書館、大学が所蔵しています。個人所有数は13セットしかありません!
この画集は99×66センチメートルもあるので
運ぶのも容易ではありませんね(^_^;)
「へぇ〜そんなに高い本なら一度見てみたいな〜」と思ったそこのあなたに朗報です!
日本で唯一”本物の「アメリカの鳥類」”を見れるところがあります。それは明星大学図書館です!
興味のある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
補足ですが、雄松堂書店 で「アメリカの鳥類」の原寸大複製も販売しています!
価格は420万円だそうです(笑)
複製でもかなりのお値段ですね(・・;)
リアル犯罪主犯の”元大学生”登場!
バリー・コーガン(左)とスペンサー本人
エヴァン・ピーターズ(左)とウォーレン本人
ヤバくないですか?クールな犯罪映画だと思っていたら、実際に事件を起こしたご本人登場ですよ?劇場で腰抜かしましたよ(笑)
実話を映画化しただけでは無く
ドキュメントと映画を上手い具合に組み合わせたハイブリット映画に仕上がっています!🎬
オシャレ過ぎるポスターデザイン
この4種類のポスターは試写会会場に設置してあったのですが、全てのデザインがとてもオシャレでクールなポスターですよね!
このポスターデザインなら部屋に飾ってみたいと思える作品ですよね(*´∀`)♪
ポスターのアイディアは、監督が友人のデザイナーと話している中で出てきたそうです。強盗映画のポスターは、人が歩いているカットのものが定番化していますが、このパターンをどのようにして破るか考えたところ、画集から鳥の頭の絵を使うのはどうかという話になったそうです。
「若者がアニマル化していくという話」だからこそ、画集との関連もあるし、ダーウィン、進化の概念にも関連付けているので素晴らしいアイディアですよね( ´∀`)
バート・レイトン監督来日!
この試写会の醍醐味と言えば映画を見終わった後に目の前のステージに映画を製作したバート・レイトン監督が登壇して、トークセッションしてくれた事でした!
バート・レイトン監督はこの事件を最初に知った時、面白くて、記事を読めば読むほど滑稽な失敗談だと思ったそうです。ですがそれと同時に、「単にそれだけの話だったのか?」「彼らのモチベーションは何だったのか?」と考えるほどに事件の真相に興味が惹かれたそうです。
この事件を最初に聞いた時実際に事件を犯した“元大学生”メンバー4人に手紙で連絡を取ってアポを取り、取材をしたそうです。
そしてこの事件の本質を語ってくれました!
「“あなたは特別な存在になる”と繰り返し語りかけてくる社会で育った白人の、見失った自分を探す物語だったということ。現代社会においては、なにかしらの名声を持つ人物になれというプレッシャーが強まっていると思います。アメリカでもイギリスでも、”誰もが平凡でいたくない”というのが社会のキャッチコピーのようになっています」
なるほど!
「自分達は他とは違うから何か大きな事をしなければいけない」という不安から犯行に及んだんですね。
監督の直筆サインをGET!
試写会終了後バート・レイトン監督の元にフライヤーを持っていったら、目の前で直筆サインを書いてくれました\(//∇//)\
拙い英語で「マイベストムービー!」と気持ちを伝えたところ、監督がグータッチを求めてくれてとても嬉しかったですー!
追記
なんと!ファントムフィルム様のムビチケ抽選に当たりました!!!
しっかりと映画館であと”2回”観てきます〜〜〜♪
まとめ
『アメリカンアニマルズ』★★★★☆
ドキュメントと映画を上手い具合に組み合わせ観ているものを楽しませながら実際の事件の真相を迫っていくハイブリット映画!
他の映画には無い視点から見れるのでとても楽しい時間になる事間違いなし!
最後まで見てくれてありがとうこざいます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
#アメリカンアニマルズ #映画 #映画感想 #映画は味方 #イベントレポ #エッセイ #大学生 #コンテンツ会議 #noto感想文 #熟成下書き #推薦映画
いいなと思ったら応援しよう!
