〈ネタバレ無し〉中毒性MAX!4つの時代を繋ぐ!『グランドブダペストホテル』感想🎬
〈いつの世も同じだな〉
どうも!じきどらむです!
今回紹介する映画はこちら
『グランドブダペストホテル』になります!
見たことある人はいるでしょうか?
この映画は2014年にドイツとイギリスの合作で製作された作品で、ジャンルとしてはドラマになっています。ですが、私は独特の世界観を持った中毒性のあるコメディー映画に感じました!
その魅力を簡単にまとめましたので是非読んでください♪
簡単なあらすじ
1932年、格式高いグランド・ブダペスト・ホテルには、“伝説のコンシェルジュ”と呼ばれるグスタヴ・Hがいました。究極のおもてなしを信条とする彼は、宿泊のマダムたちの夜のお相手もこなし、多くの客が、彼を目当てにホテルを訪れる。しかし、彼の人生は一夜にして変わります・・・
長年懇意にしていた“マダムD”が殺され、貴重なルネッサンス時代の絵画と莫大な遺産争いに巻き込まれたのだ。ベルボーイのゼロとともにコンシェルジュ・ネットワークを駆使するグスタヴは、誇りをかけて謎を解き、ホテルの威信を守ろうと大戦前夜のヨーロッパ大陸を飛び回る!
まぁこれだけ読んでも面白さはそんなに伝わりませんよね?(笑)
壮大な時間軸
この映画のストーリーは大変めずらしい構成になっていて、1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていきます!しかも驚くべきところは、時間軸の変化の導入に違和感がなくスムーズに物語に入れるところです!
この映画を擬音で例えると
パッ!パッ!パッ!パッ!ドーーーン!(終了)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)(拍手)
って感じです!(笑)
絵画のような美しさ
今、感動しませんでした???
ピンク色の本、真っ赤なエレベーター、黄色い壁紙、寒さが伝わる蒼色、恋色な空間…
これが映画のワンシーンなのかと…
多くを語らずとも世界観が伝わる。まさに絵画やアート作品に見えますよね(*゚▽゚*)
色彩の美しさを引き立て、カメラーワークは正面か真横からしか撮らない方法にセンスしか感じません(褒め言葉)
自作のトレーナーも製作
映画を鑑賞中に「あぁ!この場面を服にしたい!」と直感的に思い製作しました(笑)
高めのストリートショップに売っていても違和感の無いデザインで普段使いもしやすいので、興味を持った方は是非製作してみてください!
ウェス・アンダーソンの美学
監督は、ウェス・アンダーソン監督という方です!
今年で50歳のウェス・アンダーソン監督にしか生み出せない独特の世界観というか美学を持っていて、1998年製作の『天才マックスの世界』という映画でデビューしました。デビュー以降作った作品には『ライフ・アクアティック』『ファンタスティック Mr.FOX』『ムーンライズ・キングダム』という映画があります。
また、最近だとRADWIMPSの野田洋次郎さんが声優をして話題になった『犬ヶ島』の監督もしていました!
もう、どれもこれも色がきれいで、画がきれいで、まるで絵本とかお菓子細工みたいに繊細な美しさを表現しています!
最後に小ネタを一つ
この映画は最後に字幕が出てきます。そこには『この映画は、シュテファン・ツヴァイクの著作と生涯にインスパイアされた』と出てくるのですが、
『グランド・ブダペスト・ホテル』はオーストリアの作家シュテファン・ツヴァイク作品やツヴァイクの人生から多大な影響を受けていたとウェス・アンダーソンは語っています。
特に『心の焦燥』と『ザ・ポスト・オフィス・ガール』2作品から強く影響を受けていたと言っていて、トム・ウィキンソン演じる作家とジュード・ロウ演じる若き日の作家のストーリーはツヴァイクを表現したもので、ムッシュ・グスタウはツヴァイクをモデルにしたキャラクターです!
まとめ
『グランドブタペストホテル』★★★★☆
テンポの良い物語の進み方に一瞬一瞬が美しい絵画の詰め合わせの様な素晴らしい映画です🎬
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
グランドブタペストホテルは見たくなった方はこちらからどうぞ!
公式サイトはこちらhttp://www.foxmovies.jp/gbh/
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