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あなたとわたし

いつもあなたとわたしはあなたしだいで わたしはゆっくりとそのやみにすいよせられていく あなたはそっとわたしをだいて うそのことばをはく わたしはそれをいっしゅんうけとめて、 うそだとわかっていながらえみをこぼす わたしはいつもあなたにだかれてるとき そっとなみだをながす あなたはなにかをさっしたように そっとてをさしのべてすきだよという おもってもいないのに あなたがすてていったすいがらを わたしはすこしすってみる ふだんたばこをすわないわたしにとって あなたからかおる

    • 好きな人が死んだ

      私の好きな人が死んだ。私の中で死んだ。 どんな環境におかれていても、どんなに傷ついても彼のことが好きで彼に会いたかった。でも、彼は違う。全くと言っていいほど私には興味がなくて自分のために私をそばに置いてる感じ。まあそもそも付き合ってない曖昧な関係だし、そうなっても当たり前なのかもしれないけれど、たまにかかってくる電話が私たちをつなぎとめてくれていた。電話の内容はあの頃と明らかに変わっていなくて子供のままだなとおもった。なんだか嬉しくて愛おしくて、切なかった。 彼に会うために

      • いつか君がこれを見て、あの頃の恋の話と私を思い出し泣いてくれればいいのに。

        都合のいい女になりがちな私。優しすぎるんだよと周りからは言われるけれど、私からすると優しさとは私自身を守るための護身術でしかない。嫌われたくないもの。嫌われるのが怖いからみんなに平等の優しさを与えてるの。 ちょうどいい女にしやすくて会いたい時に会えて飲みたい時に飲めてシたいときにデキる。世の男性からしたらこんなに素晴らしい都合のいい女はいないだろう(笑) でもね、誰の1番にもなれないことが辛いの。 私が注いでいる君への愛の裏では、私以外に注いでる君からの愛が見え隠れしてい

        • 彼の好きだったところ。

          忘れられない 色んなことが初めてだった。あんな気持ちになることもあんなに愛を形にすることも全部全部初めてだった。短期間でこんなに進むものなのかと思いながらも、彼と同じ記憶が脳内に綴られていくのがとても愛おしかった。お互い少し戸惑いながらも新しい物語を作ることがあのときの私にとって1番の癒しになった。 今思えば、あの時の彼は私のことなんてちっとも好きじゃなかったと思う。ただ、私のしつこさと欲に負けて軽く付き合っていたのだろう。確かにあの頃私は余裕がなくて、好きな人の好き

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