キャパオーバーになった時は
リストカット、多剤服薬、放火、ゴミ屋敷。行政や他社が匙を投げた方への対応が続いてる。
上席は、「後輩(70代のお爺ちゃんで自閉症あり)と2人でやって」の一点張り。結果経験も資格も人脈もない私が丸投げされ1人で相談に乗り行政サービスや他の施設とを繋げるパイプ役をスマホとYouTubeを頼りに行う日々。
昨日も本当は休みなのに無給で午前中から先週から私が担当する事になった利用者の生活保護担当者と攻防。結局夜中2時までパソコンので書類作成と調べ物。今日は出社して、リストカット少年への対応をしながら、多剤服薬の常習者と区の生活保護担当との2回戦の予定。マジ辞めよかな(笑)
マジ辞めよかな。
自己犠牲し過ぎてるな。そう思える事って凄く大事。
リストカット少年に刃物の仕事をやらせる事にこだわる施設長に任せられないから、少年が通所する日には自分のプライベートをどうにかやりくりして出社しなくちゃ。
会社のパソコンの、オフィスの契約期限が過ぎていて、対応するから了承の上パスワードを教えてもらって私が対応するか、ご対応頂くか、ご検討頂きたいと言ってもずっと放置で、利用者さんがパソコンを使う作業が出来なくなっている上に私も書類が作れないから、結局自分のpcを持ち込んで仕事していること。
施設長が「知的障害者や生活保護者は文房具を備品を持って帰るから」という考えで、何も買ってくれないので、現場を回す為に私が自腹でダイソーで買って、管理していること。
70代のお爺ちゃんに、動かないパソコンを与え、会社の事も仕事のことも一切教えず、結局傾聴の仕方も書類作成もパソコンも、精神福祉や生活保護の制度も、会社のことも、利用者の事も結局私ともう1人の先輩(70代)で必死にフォローしている。
・・・なんかおかしくない?
そういう、「何かおかしい」「なんかモヤモヤする」の「何か」を具体的に言語化出来ている自分に少しホッとすると同時に、「脳がそこまで余力を残しているうちに環境調整しないと!」と思う。
仕事内容や進め方を相談したものの、「キャパオーバーだからって理由で投げ出すのは一番アカン」「精神障害者就労支援施設は、社会の厳しさを教える所」「京都のすべての相談はあなたに任せるって事は既に決定事項だから、月40人は担当してもらう。」と言われて「分かった?」と何度も聞かれる。
正直言って、全く分からん。「キャパオーバーだからって理由で投げ出すのは一番アカン」ってそれはあなたの価値観であって、私がそれに染まる義務は無いよね?そしてもし私が潰れて心身の健康を崩したら、あなたたち会社側は責任取れないよね?そして、あなたの共同経営者は既にキャパオーバーで心を壊しているよね?
しかも時給1000円のアルバイト雇用の私には、失業保険や職業訓練の助成は受けられない。自分を守る制度は今の私には無い以上、セーフティネットは無いし、私を守れるのは私しか無い。
そう思ったら,スーッと自分の中のやる気と誠実さが抜けていった。それで、とりあえず相手が言ったことを要約したり、繰り返したりして分かったフリだけしてその場はしのいで、少し自分の中で会社側のこの対応について、そしてこのまま続けたいか、休みたいか、辞めたいから、環境調整に再挑戦してみるか、自分の気持ち考えをじっくり消化してみることにした。
自分がパワハラにあって心身を崩した経験があるからこそ、あの頭が全く回らなくなる感覚がどれだけヤバいかが分かる。ある意味この、これ以上無理したらアカンアラームで鳴らせるようになったのも、これはこれで財産なのかな。
まずは心と身体を休ませよう。
そして自分がどうしたいのか、ゼロベースで考えよう。