Yogaレシピ(5分)☆うまくリラックスできないあなたへ
Yogaレシピでは、所要時間約5分で、お悩みが解決できる、簡単なヨガのメニューをご紹介しています。
あなたに合ったレシピを見つけてください。
※きく💖Yogaレシピは、毎週水曜日更新!
寝ても寝ても疲れる。なんでこんなに緩めないの...??そんなあなたのYogaレシピ
現代はストレス社会と言われています。
ありとあらゆるストレスに四六時中さらされている私達。押しつぶされそうになってしまうことがあるのも事実です。
けれど、人は元々、ストレスに弱い生き物ではなかったはずです。
マンモスや大型動物と命のやり取りをして生きていた頃は、食うか食われるか、という壮絶なストレス下で生き伸びたわけですから。
恐らく当時は、戦いの場とそれ以外の場とで、ストレス状態とそうでない状態は明確に分かれていました。
緊張と弛緩が、フィジカル的にも、メンタル的にも、同時で、しかも切り替えも明確だったのです。
ですが...
現代のメンタル的なストレスはどうでしょう?
食うや食われるといった壮絶なストレスではありませんが、やんわりとメンタルを蝕むストレスを、24時間365日、ずうぅぅぅーーーーーーーっと、受け続けていませんか?
この、やんわりとだけどずっと続くメンタル面のストレスが問題でして。
体と心は思った以上に仲良しですから、メンタル面のストレスが、体に『緊張』として影響を及ぼし続け、寝ても覚めても体を緩ませることが出来なくなってしまっているのが、現代人なのです。
私自身、人生初の子育てが始まって半年ほど、このメンタル的なストレスに悩まされました(多分。当時、自覚はなかった)。
今でも覚えているのが、乳腺炎を患い、熱で朦朧としながら当時お世話になっていた助産院へ行ったところ。
助産師さんに『どうしたの?その肩。めちゃめちゃ凝ってるよね?!』と言われて。
え?...乳腺炎の心配じゃなくてそっち?!
自分自身、全く自覚が無かったので驚いたのですが、確かに。肩も首もバリバリでした。
今思えば、人生初の育児で、『ちゃんとしなきゃ』的な謎の気負いから、様々なストレスを抱え込んでしまい、それが『自覚無き肩凝り』として体に出てしまっていたのでしょう。
助産師さんが肩凝りに気付かせてくれて以来、意識して肩の力を抜くようになり、嘘のように深く眠れるようになったのです。
きっと、これを読んでくださっている皆さまも、色々なストレスと戦っておられるでしょう。
職場でのノルマや上司との人間関係、ご近所さんとの付き合い、ママ友との付き合い、子どものこと、夫婦のこと、家族のこと、将来のこと...
これらメンタル的な『ずっと続く』ストレスが体に及ぼす影響は莫大なものです。
『ストレス状態=普通、正常』と脳が勘違いしてしまい、気付かぬまま、体に緊張状態を強いてしまっている可能性もあります。
寝ても寝ても、疲れる。
そんな方は、寝ている間も、無意識に体が緊張しているのです。
...気づいてないのに、どうしたらいいの?
そこで、ヨガの出番です。
今回のYogaレシピは、ほんの少し自分にとって負荷をかけるようなポーズをご紹介します。
でもそれは、できた喜びや達成感を味わうことではなく...
・ポーズをとっている時の緊張感
・ポーズを解いた時の緩んだ感
を、体で感じ、覚えるため。
いきなり『緩め!』と言われても、そう簡単に体は緩めません。
ですから、今よりもうちょっとだけ負荷をかけ、さらなる緊張感へと体を導き、そこから一気に弛緩する作戦なのです。
さぁ。5分間。
このYogaレシピで、あなた自身と向き合ってみましょう。
緊張と弛緩のバランスが上手に取れるようになってきたら、きっと日常生活でのストレスとも、上手に付き合えるようになりますよ。
ポーズ紹介:ファラカ・アーサナ(プランク)
【サンスクリットでは...】
・ファラカ:板の意味。
⇒プランクポーズとか、4点で支える杖のポーズ、等と言われることの方が多いです。
効果:体幹の強化、緊張後の弛緩
なぜ、緊張と弛緩を味わうために体幹の強化が必要なのか?
もう一度言います。体と心は思った以上に仲良しです。
そして、現代社会で生き抜く以上、ある程度は付き合わねばならないストレスもあるでしょう。
(もちろん、不要なストレスは、取り除くためのあらゆる工夫をされた方が良いとは思いますが)
その場合、やはり『体調』はとても重要です。
時と場合にはよりますが、体調が良いと、ある程度のことは許せます。
でも、体調が悪いと、普段よりも許せないことが増えてしまったりします。
この、体調管理に欠かせないものが、『体幹力』だったりします。
体幹の筋力がしっかり整えられていると、体温が高く、内臓がきちんと機能しやすいため、体調が整いやすいのです。
逆に、体幹の筋力が弱く、薄いと、体内温度が上がらず、消化不良になりやすかったり、何かと滞りが生まれやすかったりします。
なので、あえて。
ここでは、体幹を鍛える効果もあるこのポーズを選んでいます。
やり方:よつんばいから膝を離して頭からカカトまでを一直線に保つ
①指を広げ、よつんばいになる(膝の間はこぶし1つ分開ける)
②肩を耳から離し、首を長くする
※肩甲骨を腰の方へ押し下げ、脇を閉める
③右膝を伸ばし、つま先を地面に引っ掛ける
④左ひざを伸ばし、つま先を地面に引っ掛ける
※4点でバランスを取りながら、ゆっくり5呼吸
※産後やPC作業などで手首が痛い方は、手の平ではなく肘をついてもOK!
※どうしてもキープが難しい場合、片足のみ伸ばす、3呼吸にする、などされても良いかもしれません。
このポーズは、ポーズ中の『頑張ってる感』と、ポーズを解いた後の『ホッと緩んだ感』との違いを味わってほしくて、ご紹介しています。
ぜひ、ポーズを解いた後の、フワッと緩んだあなた自身を、しっかりと覚えてくださいね。
そうすることで、日常で不必要な緊張感に見舞われたとき、『緩んだ感』を脳で思い出して、そこに持っていくことができるようになりますから。
BGMについて
ふと、非日常空間に迷い込んだかのような気になるこの曲。
程よく自然が残された庭の噴水の近くを散歩してるような気分で、ゆったりと目を閉じ、『緩んだ感』を思い出しましょう。
きっと、あなた本来のふんわり緩んだ感を思い出せますよ。
目を開いたらきっと、にっこり笑えるはず。
アロマについて
【ラベンダー】
ベビーパウダーのような、おなじみの穏やかでリラックスを促してくれます。なんと西暦500年頃には既にイスラム世界で使用されていたそう。とても歴史の古い香りです。
【フランキンセンス】
エッセンシャルオイルの父とも呼ばれるこの香り。古くはイエスキリストの誕生の際の贈り物にされたりなど、とても高貴な香りとされてきました。現代人の自律神経を整え、緊張と弛緩のバランスを整えてくれます。
現代社会で健やかに生き抜くためには、緊張と弛緩のバランスを取ることが欠かせません。
ほんの少し自分自身に意識を向けることで、『自分の状態』を確認し、緊張してるのか、弛緩してるのかを自覚することができます。
自覚し、その状態を覚えこむことで、緊張・弛緩を自分自身でコントロールできるようになります。
あなたが、不要な緊張から解き放たれ、本来の笑顔で過ごせることを心から祈っています。
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