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VOL11_コツコツ頑張るのは古い?~地道に頑張ると達成率が下がる~

コツコツが勝つコツ!
地道が一番の近道!
地道に頑張れば、いつか報われる!

「脳に悪い7つの習慣」という本を読みました。
日頃から継続力の大切さを伝えている私にとって、衝撃の内容が書いてあったんです。

コツコツ頑張る態度は達成率を落とす

脳に悪い7つの習慣

そんなバカな!?!?!?
大きな成果を出す人や成功を収める人ほど、コツコツ頑張ることの大切さを主張しています。
一般的に考えても、何かを成し遂げるには地道な努力が必要と考えてる人が多いでしょう。私もそのうちの1人でした。
ところが本書を読んで「確かにうまくいかないときはこんな行動してたな〜」と納得して、自分の目標設定に活かそうと考えています。
※はじめに補足しておくと、コツコツ頑張る姿勢を完璧に捨てろというわけではありません。
時には短期集中で一気に駆け上がる姿勢が必要!という話です。

そこで今回は【目標設定の新常識】コツコツ頑張ることの罠を解説しています。

1.コツコツ頑張ることの罠
 1−1.余計な感情が浮かびやすくなる
 1−2.決断が遅くなる
 1−3.行動自体が目的になる
2.成果を出すには集中期間が必要
 2−1.決断と行動が早くなる
 2−2.脳にスイッチが入る
 2−3.挫折期間を一気に突破できる
3.集中期間を作る方法
 3−1.目標シートで短期目標を設定する
 3−2.同じ価値観の人と繋がって行動する
 3−3.フィードバックと監視をつける
4.まとめ

1.コツコツ頑張ることの罠

 1−1.余計な感情が浮かびやすくなる
 1−2.決断が遅くなる
 1−3.行動自体が目的になる

1−1.余計な感情が浮かびやすくなる
コツコツ頑張る1つ目の罠は「余計な感情が浮かびやすくなる」ことです。
時間をかけるだけ成果が出るのも遅くなるので、行動していくうちに迷いが生じます。
・今のやり方で本当に合ってるのかな…
・もしかして自分に向いてないかも…
・時間のムダなんじゃないかな…
時間をかけるだけ迷う回数が増えて、迷う回数が増えれば、その分挫折する可能性も上がります。

1−2.決断が遅くなる
コツコツ頑張る2つ目の罠は「決断が遅くなる」ことです。
目標達成の過程で、行動の改良や行動の修正は欠かせません。
自分のペースで行動を続けると、1つ1つの改良や修正に時間をかけてしまうんですよね。
ある研究では、「時間をかけて決断」するより「直感に従って行動」した方が、より良い選択を取ることがわかっています。
時間をかけて、苦しみに耐えながら頑張ることが美しいと思われがちですが、大きな間違いです。
効率的に目標達成して、最短で理想の自分になるのがベストですから。

1−3.行動自体が目的になる
コツコツ頑張る3つ目の罠は「行動自体が目的になる」ことです。
程よいペースで行動すると行動自体に満足感を感じて、肝心の知識やスキルが身につかないことはよくあります。
資格を取得しても現場で全く活かせないのがいい例ですね。
今はどのような目的で行動しているか、目標を叶えた後に自分はどうなりたいのかを常にイメージしなければなりません。

ここまでコツコツ頑張ることの意外なデメリットを解説しました。
次の章では、今までの考えを覆す目標達成の新常識をお伝えします。

2.成果を出すには集中期間が必要
この章では達成率を倍増させる、目標達成の新常識をお伝えします。
ずばりタイトルの通り「集中期間を作る」ことです。
集中期間を作るメリットは以下の3つあります。

集中期間を作るメリット
 2-1.決断と行動が早くなる
 2-2.脳にスイッチが入る
 2-3.挫折期間を一気に突破できる

2-1.決断と行動が早くなる
集中期間を作るメリットの1つ目は「決断と行動が早くなる」ことです。
短気スパンで集中することで選択に迷わなくなり、行動量が格段に上がります。
さらに、期日や制限を設けることで、悩む回数とムダな行動も減ります。
その結果決断と行動が早くなり、効率よく成果を出すことができるようになるわけです。

2-2.脳にスイッチが入る
集中期間を作るメリットの2つ目は「脳にスイッチが入る」ことです。
時間をとって新しい行動にがっつり取り組むことで、いわゆるやる気スイッチが入ります。
学生時代の合宿や講習で一気にレベルアップできるのがいい例です。
短期集中によって、目標に対するモチベーションが上がることはもちろん、行動のバリエーションが増えたり、粘り強さが上がるといったメリットもあります。
地道に頑張るより負荷は大きいですが、レベルアップには非常に有効な手段です。

2-3.挫折期間を一気に突破できる
集中期間を作るメリットの3つ目は「挫折期間を一気に突破できる」ことです。
行動を習慣化するのには3ヶ月かかりますが、強制的に行動量を増やすことで、通常より短期間で習慣を見にるけることができます。
一度習慣が身につけば、残業やプライベートで一時的に時間が取れなくても、粘り強く行動を続けることが可能です。
集中期間を作ることで、多くの人が挫折する習慣作りを短期間で習得することができます。

ここまで集中期間を作るのメリットを解説しました。
じゃあ集中期間って具体的にどう作るの?
次の章で、具体的に解説していきます。

3.集中期間を作る方法

 3−1.目標シートで短期目標を設定する
 3−2.同じ価値観の人と繋がって行動する
 3−3.フィードバックと監視をつける

短気集中期間を作る方法1つ目は「目標シートで短期目標を設定する」ことです。
自分の言葉で、目に見える形で目標を書くことで達成率は大幅に上がります。

目標を紙に書く時に注意するポイントは以下の通りです。
・現状の不満は何か?
・自分にとって最高の状態とは?
・理想と現実のギャップを埋められる行動は?
・1日単位でどのくらいの行動ができるか?
・いつまでにどのような成果を出すか?

試しに手帳やスマホのメモ帳などに書いてみるといいでしょう。

短気集中期間を作る方法2つ目は「同じ価値観の人と繋がって行動する」ことです。
同じ目的を持った人と行動することで、挫折率がグッと下がりますからね。
ある研究では、1人でジムに通う人より、友人とジムに通う人の方が挫折しないことがわかってます。
信頼できて、尚且つ同じ志を持った人に宣言すれば、それだけで理想の自分を引き寄せることができます。
ちなみに私はInstagramを中心に、継続力を上げる方法を発信しています。
繋がりを増やす一つの手段として、SNSは手軽なのでおすすめです。

村上のInstagramアカウント

短気集中期間を作る方法3つ目は「フィードバックと監視をつける」ことです。
メンターやコーチ、あるいは自分が叶えたい目標をすでに叶えている人と繋がることで、目標達成までに必要な知識やスキルが明確になります。
定期的にフィードバックをもらうことで、モチベーションを保つことも◎
自分に対して客観的なアドバイスをくれる人に会うために。積極的にサロンやセミナーに参加するといいですね。

4.集中期間を作る方法

ここまで、コツコツ頑張ることのデメリットと短期集中で頑張ることのメリットを解説しました。

コツコツ頑張ると…
・余計な感情が浮かびやすくなる
・決断が遅くなる
・行動自体が目的になる
短期集中期間を設けることで…
・決断と行動が早くなる
・脳にスイッチが入る
・挫折期間を一気に突破できる

冒頭でも話しましたが、コツコツ頑張る姿勢を完璧に捨てろというわけではありません。
時には成果が出ない中で、地道に作業しなきゃいけない場面も必ずあります。
それでも、思うような結果が出ない時やレベルアップをしたいと考えてる時には、一気に駆け上がるマインドが必要だよという話でした。
「小さな積み重ね」と「大きな爆発力」
この両方の側面をもてれば、自分が叶えたい目標はある程度叶えることができるようになるでしょう。

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