【相談】転職する?しない?③
<おじさんDX Vol 584>
ダラダラと2回にわたって書いている転職に関しての記事の続きになります。
転職に関して相談を受けるコトが多くなった私ですが、転職は現状を変えたいからなのです。もちろん悪い方向に変えるのではなく、良い方向に変えて「転職を成功」させたいのです。
✅職業選択の自由
私事になりますが、今回私が転職した理由は
モヤモヤしていた原因の一つに、これまでのような働き方を続けて人生が終わってしまって良いのか考えたコトに始まります。
運良く後進も作れたコトですし、前職での私の役割は全う出来たのかな?と...。誠にですが自分勝手な結論を出して、自分を納得させて転職したのです。
結果的に新天地でも業務改善から逃れられない運命にありますが、別なフィールドで挑戦出来るというのは、実に喜ばしいコトです。
こうして転職を振り返ると、一般的な価値観で私の転職は成功と言えそうですが、新天地を改善するまでは成功と言えそうにありません。
答えが出るまでには時間が必要な様子です。
✅ハードルが下がる
中途採用から「経験者採用」という名称変更が議論されています。
賛否両論の前にこうしたことが議論に上がるというコトは、中途採用が積極的に社会的な行事として広まっていく過程と思っています。
日本は、すでに人口の減少が始まっており、2025年問題や2030年問題だけでなく、その先において労働力の確保が今後より課題になるでしょう。
また人口減少というのは、消費者減少という面からも経済的に暗い影を落とすと予測するコトも出来ます。こうした暗い影は、現状で人手不足にあるような会社/産業は、今後より顕著になります。
これは過去の歴史から見ても避けられない事態でもあります。
良くも悪くも産業が淘汰されると、否応でも転職せざるを得ないのです。
また、新しい産業が生まれる可能性もありますから、転職へのハードルはどんどん下がるのではないでしょうか。
✅心理的報酬
世の中には、人気のある職種とそうでない職種があります。
人気のある職種は、大雑把な表現をすると「何等かのリターンがある」というコトです。分かりやすい表現では、同じ時間を使って稼げるかどうかという違いもあります。(判断基準は、稼ぎだけではありませんが...)
産業が淘汰され、新しい産業が生まれるとそこに人が流動していくのですが、何等かのリターンがある職種というのは大いに人が集まり、定着していきます。
このリターンの内容は、金銭だけではありません。
むしろすでに重要視されていませんか。
✅価値観は変わってゆく
私のようなおじさん世代は、昭和に生まれ、平成で仕事をし始め、令和で老後を考えるようになりました。
働くというコトがどういう価値観なのか?
ただ上に従ってさえいれば、右肩上がりの経済ともあって「どうにかなった前時代」では、上記のようなことが実際に信じられ、行われていました。
この先は、そんな「会社任せに出来た時代」ではないのです。
最後に、転職する?しない?の判断基準として、自分運営の一種でもあるのですからね...。