【第36回東京国際映画祭】アレクセイ・ゲルマン・ジュニア監督『エア』女性パイロットたちの成長譚
<作品情報>
<作品評価>
80点(100点満点)
オススメ度 ★★★★☆
<短評>
上村
本作がワールドプレミアなのに驚きますが、まあこのご時世ですしね。クオリティとしては普通に劇場公開レベルだと思います。
女だからとバカにされながらも一級のパイロットに育っていく戦士を描いています。
反戦映画としての姿勢は保ちつつ、丁寧に描いていく演出は流石です。
飛行機シーンもそれなりに迫力があり、全体的な戦争描写もよかったと思います。
確かに長いですが、かと言って不必要な要素があるかというとそんなことはないと思います。静かなトーンで紡がれ、一人の女性の半生を丁寧に描いた力作です。
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