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30歳を過ぎてのオシャレは物を減らすことなのかもしれない
家に無駄に服があるのに、なぜか着たいと思う服がない。
最近はこの現象に苛まれている。
厳密にいうと着たい服はあるんだけど、それがいっつも一緒になってしまう。
最近着用するアウターはBarbourのバーレー(ノンオイル)ばっかりだ。
ニット着てこれ羽織る、その一辺倒。
なんか一枚で様になる気がするのも良いし、ノンオイルだからお手入れも簡単。
Barbourはオイルドジャケットのメーカーなのでノンオイルって本当は邪道なんだけど、楽だし臭いもないから悩んだ末にこっちにした。
マメな性格じゃない僕には合っている。
僕の家にはなんだかんだ冬用のアウターは6〜7着あるけど、結局ここ数年はこいつの稼働率が80%を超えてる気がする。
他に、寒い日や動きやすさが必要な日はTATRASのダウンジャケット、仕事の日はスーツの上にグローバーオールのダッフルコートを着ている。
TATRASのダウンは比較的最近買ったけど、バブアーは3年、グローバーオールに至っては6年ぐらい着てるけど未だに飽きないし痛まない。
多分、後5年分ぐらいはアウターこの3枚で戦える気がする。
スーツの仕事をしてると質実剛健かつ合わせやすいアイテムをいくつか揃えておけば私服は長持ちするし、服が多過ぎると毎朝着る物も迷ってしまう。
30歳を過ぎて、服そのものよりも服を決めるのに時間かかる方がダサいなと思うようになってしまった。
選択肢が少なければ迷わないし、まあまあのアウターが10枚あるよりどれも最高と言えるものを3枚持ってる方が良い。
何より、自分のセンスに自信を持ててる感じが良いと思う。
春は何を着ようかと思うけど、多分気に入ったシャツばっかり着ちゃんだろうな。今後は本当に気に入ったものだけ残さないと。
大人のファッションは、物を減らしていくことから始まるのかもしれない。
明日はメルカリで着ない服を売ろう。