「一発勝負」なんて、人生にほとんどない

人生に”一発勝負”の出来事って何回あるだろうか。

就活とか、受験とか、スポーツの大会とかかな。
少なくても、僕の人生ではそれぐらいだった気がする。

スポーツの試合なんかを見てると、一発勝負の残酷さを痛感する。
種目によっては、たった数秒で数年の努力が実を結ぶことなく潰える。
アスリートにフィジカルだけでなく、メンタルの強靭さが必要とされているのはこの辺りが理由の一つなんだと思う。

ただ、僕は彼らとは違う。
絵に描いたようなTHE・一般人だ。
だから、一発勝負の出来事なんて人生において数えるほどしかない。

よくよく考えたら、就活だって別に一発勝負じゃない。面接は何回もあるし、新卒時より選択肢は狭くなるけど転職という手だってある。

つまり、世の中の大半のことは何回でも勝負できる。だから、何事も一発で諦めなければ良いのである。
失敗したら何が悪かったか、何を直せば良いか考えるのが大事だ。

諦めなければ、チャンスは訪れる。
だから何度でも立ち上がって努力をする。
次のチャンスでは、失敗から得たことを活かすために。

そんな気持ちを失った瞬間こそが、人生における本当の”敗北”なんじゃないだろうか。

何かに挑み続けて、諦めなければ負けることはない。
人生という積み重ねの勝負に勝てるよう、僕はそう考えて頑張っていきたい。