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なんで僕は、SASUKEに惹かれ続けるんだろう。

僕のことをフォローしてくださったり、時々記事を見てくださっている方はご存知だと思いますが。僕は、SASUKEが大好きです。

今は出場を目指してトレーニングをしていますが、きっとこの夢が叶っても叶わなくても、好きという気持ちはずっと持ち続けると思います。

思い出してみると、たまたま第1回大会のオンエアを子供の頃に観た時、既にかなり惹かれている自分がいました。

今では超有名選手になった方々も、当時は全然有名じゃなくて。今のように、人間ドラマ的な楽しみ方はまだできない頃でした。

なので、僕は結構根源的な部分というか。
自分の身一つで障害物を超えていく、という部分に強く魅力を感じていたんだと思います。

思い出してみれば、昔から野球とかサッカーより器械体操とか障害物競走の方が好きだったので。
チームスポーツとか球技よりも、自分の身体で自分と戦う、みたいな種目の方が好きだってのかもしれません。

そして、SASUKEは回を重ねるごとに難しさも、挑戦者の個性も増加していきます。
一般の方だった挑戦者の方たちも有名になり、ファンがついて。
番組を通してスターのようになった方もいらっしゃいます。

彼らの活躍、失敗、復活。
それに一喜一憂するようになったのはSASUKEが始まって2、3年経った頃かな。
この頃は、僕もSASUKEに挑戦してみたいと思っていて。
学校の後者の一部をエリアに見立てて暴れてたら、よく怒られてました。笑

スポーツ系番組では毎回のように主人公じみた活躍を見せてくれたケイン・コスギや、SASUKEの顔と言っても過言ではないミスターSASUKEかと山田勝己さん。
現在まで全大会に出場を続ける元ガソリンスタンド店長の山本進吾さんや、長年100番を背負い続けた漁師・長野誠さん。

SASUKEという番組を通して彼らの挑戦、人生に魅入られて。
いつか間にか、障害物を超えていく単なる動きの楽しさに加えてドキュメンタリーやドラマを観ているかのような楽しみ方が付与されるようになってきた。

そして、訪れる世代交代の波や外国人選手の参入。
若手選手の活躍が増え、そして僕と同世代や下の世代がどんどん活躍するようになってきた。

その頃、僕はSASUKEから一旦離れた。
自分が出場するものではなく、好きなテレビ番組の一つだと。そう思うようにしました。

いや、そう思い込むようにした。
目の前にある夢から目を背けて、違う夢を探そうとしていた。
今考えると、僕より下の年齢の出場者が現れた頃、如実にそう思い込もうとしていた時期がありました。
自分はあんなに凄くない、できないって漠然と思っていた。

夢が再燃したのは、30歳を過ぎた頃。
コロナ禍をきっかけにトレーニングを再開し、いろんな人との出会いを通して今に至る。

小さい頃は、憧れるものとして。
思春期は、楽しむものとして。
そして今は、仲間と一緒に目指すものとして。
僕はSASUKEに惹かれ続けています。

多分、僕がSASUKEに惹かれ続けるのはこんな風に色んな楽しみ方があるから。
関わり方によって、色々な面白さを感じることができるからなんですね。

これから先の人生も、きっとこれが続くでしょう。
人生最良の趣味として、SASUKEを楽しみ続けていきたいと思います。

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