30過ぎると、『好き』だけじゃ選べない
最近、仕事と趣味が両立できていないことに苦しんでいる。
帰りたいけど、帰れない。
そんな日々が続くせいで、しっかりしたトレーニングができない。
十分な時間を確保できないことは焦りに変わり、焦りはやがて失敗からの怪我へ繋がる。
このスパイラルを打破できるよう、今は慎重にトレーニングをしています。
しかしながら、最近はここまで仕事に対して身を粉にするのが正しいのか?という疑問があって。
僕が今夢中になっているSASUKEや跳び箱は、いつかできなくなる。
身体が動く時間、やれば伸びていく年齢でしかできないことだ。
でも、身を粉にして働くことは別にいつだってできる。
僕の仕事は力仕事でもないし、気合と熱意があればなんとかなるだろう。
普通に考えたら、天秤にかけることですらない。
明らかに前者を優先すべきだ。
でも、今の僕にはそれができない。
仕事を完全に捨て去るほどの勇気がないのだ。
自分の中途半端さが恨めしい。
でも、こういう人って結構多いんだろうなとも思う。
30歳を過ぎると、なにもかも『好き』だけじゃ選べない。
趣味も、仕事も、恋愛も。
勢いだけで物事を選べた、10代の頃が懐かしい。
でも、そんなこと考えていたって彼らと同じようにふるまえる訳なくて。
自分の今の年齢を忘れず、物事と向き合っていくしかないんだろう。
明日からも、僕はきっと思い悩む。
好きでやりたいことと、好きじゃないけどやらなきゃいけないことの狭間で。
それがきっと、30代っていう年齢なんだと思う。
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