2022年 映画興行収入ベスト10 予想と結果を振り返る
2023年も始まって間もなく20日。
ここいらで、2022年に公開された映画のヒット予想&結果を振り返っていきたいと思います。
映画興行収入予想は定期的に記事にしていまして、マガジンでまとめております。
それでは、2022年の映画トップ10を振り返っていきましょう。
事前予想
①120億円 すずめの戸締まり
②100億円 劇場版 呪術廻戦 0
③100億円 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
④*80億円 ミニオンズ フィーバー
⑤*75億円 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
⑥*72億円 ONE PIECE FILM RED
⑦*60億円 キングダム2 遥かなる大地へ
⑧*60億円 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
⑨*40億円 シン・ウルトラマン
⑩*38億円 トップガン マーヴェリック
⑪*37.5億円 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
実際のベスト11
①193.0億円 ONE PIECE FILM RED(上映中)
②138.0億円 劇場版 呪術廻戦0
③135.5億円 トップガン マーヴェリック
④128.0億円 すずめの戸締まり(上映中)
⑤*97.8億円 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
⑥*63.0億円 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
⑦*51.6億円 キングダム2 遙かなる大地へ
⑧*45.7億円 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
⑨*44.4億円 シン・ウルトラマン
⑩*44.2億円 ミニオンズ フィーバー
⑪*42.2億円 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
順位はともかくとして、上位11作の選定は全問正解。これ、何気に凄いのでは?
数字を大きく読み違えたのは「ONE PIECE FILM RED」、「トップガン マーヴェリック」、「ミニオンズ フィーバー」の3作品。
「ONE PIECE FILM RED」「トップガン マーヴェリック」の数字は最早あっぱれというか。まさか2作とも100億越えるとは思っていなかったです。
特に、「トップガン」は驚異的。
「ONE PIECE」は近年の少年漫画映画化ブームを考えるとすさまじい数字を出すポテンシャルはあったと思うんですけど、トム・クルーズがここにきてキャリアハイを叩きだすとは。
目立つ特典もなく、純粋な映画のクオリティでここまで持っていったのは貫禄ですよね。
逆に、「ミニオンズ」は爆発しきらなかったですね。
やはり、コロナで子供たちが映画館から遠のいてしまった影響は少なくなかったでしょう。
この「ミニオンズ」含め、予想を下回った作品はシリーズものが目立ちますね。特に「ファンタビ」は前作からの下落幅が大きい。
しかしながら、国産アニメ作品の異常な強さは目を見張るものがありますね。
昨年のベスト3独占(「シン・エヴァ」「コナン」「竜とそばかすの姫」)を越えて、4位まで全部国産アニメ。
2023年も「THE FIRST SLAM DUNK」が今のところ1位ですし、どうせ「コナン」も100億近くまではいくはず。
今年は洋画で数字が期待できるものも「ミッション・インポッシブル」ぐらいしかない(またトム!)ですし、しばらくアニメ映画の天下は続きそうです。
邦画実写でベスト10に入ったのは「キングダム」と「シン・ウルトラマン」。
2作とも王道エンタメ大作で、日本映画でもこういうのがヒットするというのは素晴らしい。
一時期泣かす系の映画ばかり量産されていましたからね。
今後もこういうスカッとする大作が見たいな。
今年はどんなサプライズヒットが飛び出すんでしょうか。
「トップガン」のような大化け作品が生まれることを願います。