料理上手でツンデレな広瀬すずと同居するなんて、それはもうエロゲだよ。「水は海に向かって流れる」感想
しかも、その家には漫画が描ける高良健吾も住んでるぞ!
ということで、今日は久々の邦画感想。
作品は「水は海に向かって流れる」。
ざっくり言うと、主人公が住むことになった親戚の家はシェアハウスで、そこには料理がうまくてツンデレな広瀬すずが住んでいるという映画です。
少年の夢詰め合わせというか、欲張りセットだろこれ。
そして、同級生にもめちゃくちゃかわいい子がいて、主人公は物怖じすることなく話しかけるぞ。
なんだこれは。俺は「ToLoveる」でも観てるのか?
そして、その超モテ設定で可愛い子はやがて主人公のことを好きになる。
綺麗なお姉さんと同級生と三角関係になる主人公。羨ましくて彼岸が見えるぜ。
しかしながら、広瀬すず演じる榊さんのツンデレっぷりは絶妙ですね。
ツンツンしてるけど、酷いこと言うわけでもなし。
ちょっとミステリアスでクールなところがあるのに、酔うとめちゃくちゃ可愛い。
こんなもん絶対好きになるわ。というか、俺もう好きだわ。
これから好きなタイプ聞かれたら「『水は海に向かって流れる』の広瀬すずです」って答えよう。そして引かれよう。
色々あって、終盤に主人公は榊さんと旅館に泊まります。
こんなもん童貞殺しのシチュエーションだろ。
しかしながら、メイン二人の演技が中々良い。
広瀬すずが上手いことは分かってたんですけど、主人公・直達を感じた大西利空くんはすごいですね。
「るろうに剣心 The Final」にも出演していたので見覚えはありましたが、随分背丈が伸びましたね。良い俳優に成長していきそうです。
ラストシーンは「受け止め方を観客に任せます」方式ですね。
僕は榊さんと直達くんは結ばれたんじゃないかな、と思います。
ただ、そのシーンを直接描いてしまうと賛否両論になりかねない。年齢差が10歳もあるし。
だからこそ、受け取り方に任せる方式にしたんじゃないかなーと思うんですが。
中盤まで広瀬すずの可愛さとエロゲ設定についてしか語っていませんでしたが、中々の良作でした。
やっぱ、邦画はこういう心情の移り変わりを繊細に描いた作品が見応えありますね。