期待と不安が半々。反町隆史版「GTO」復活に思うこと
伝説のドラマが帰ってくる。
今33歳の僕が、「GTO」の連ドラを観ていたのは8歳の頃。
人生で初めて、全話をリアタイ視聴したドラマかもしれない。
リアルタイムでの放送後も、再放送で数えきれないほど観た作品だ。
この作品、実は関西テレビ制作なんですよね。
関西出身の僕の地元では、おそろしい回数再放送されているんですよ。笑
そんな理由もあって、この作品は僕にとって非常に思い入れの強い作品。
もしかしたら、連ドラで一番好きな作品かも。
わかりやすいストーリー、演出、キャラクター、普遍的なテーマ。
今観返しても面白い作品だ。
OPの「POISON」も含め、素晴らしかった。
そんな反町版「GTO」が、来年SPドラマとして復活する。
これは嬉しいニュース…であると同時に、不安もよぎる。
なんせ、この26年間で反町隆史の俳優としての立ち位置がかなり変化している。
年齢を重ねて、どんどん役者としての重みが増しているわけです。
これは役者としては素晴らしいことなんですが、「GTO」という作品は鬼塚英吉のキャラクターの軽妙さが何よりも魅力だったんですよね。
ヤンキー上がりの鬼塚のハチャメチャな行動と、心根に持つ生徒を想う心。
そのギャップが最高の作品を生み出していたわけです。
50歳に近づき、渋さと貫禄が増してきた反町隆史。
そんな彼に、鬼塚の軽妙さが表現できるのか。
まあ、もちろん鬼塚も26年の年月で成長しているんでしょうけども。
まったく変わっていないのも変だし、変わり過ぎていてもそれはそれで鬼塚じゃない。
で、気になるのは今回の復活は反町隆史が制作側に持ち掛けた、という点。
なんか、小難しいテーマとかぶっこんでこないか心配だ。
正直、期待と不安は半々。というか、不安の方が大きい。
まあでも、ファンとして新作が観れるのは勿論嬉しい。
AKIRA版に復活されても何も感慨湧かないしね。笑
粛々とオンエアを待ちたいと思います。
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