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キーマカレー、ライス抜きで
バイオリズム的なものなのかもしれないが、私は月のうちで「どうにもお腹が空いて仕方がない」数日間と「普段の量でもお腹が張って1日中苦しい」数日間がある。
たいていの場合、食べても空腹期→空腹行方不明期という流れで、本日後者が到来した。でも食べないとダメだし、というか食べたいので、朝と昼はいつものように食パンにマーガリンをぬりっと塗ってもふもふ食べていた。
しかし朝・昼分が思うように消化されないのと、白米への情熱がさほどないため、夕飯のモチベーションはだいぶ低くなる。
作り置きの野菜と、魚肉ソーセージ1本でいいかなあ、と思いながらストック箱をごそごそしていたのだが、そこで衝撃的な事実を知った。
CGCのレトルトキーマカレーの栄養価、結構良いのでは?
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CGCというプライベートブランド(PB)商品は北海道の場合、ラルズやアークスで販売されている。
シージーシージャパンという企業に加盟しているスーパーで販売されているようなので、地域によっては違うスーパーで見受けられるのかもしれない。というか、アークスって全国展開じゃないのね(前もそう思った気がしてきた)。
CGCのPB商品は多岐にわたるが、キーマカレーもその一つ。ただでさえ安いものの、セールでさらに安くなっていたので購入してみたのだった。
一食分の栄養成分は次のとおり。
熱量:130kcal
たんぱく質:8.0g
脂質:6.7g
炭水化物:10.6g
(糖質:8.3g/食物繊維:2.3g)食塩相当量:2.6g
1月に掲げた「数字を見ない」という目標が有名無実化して久しいが、今回に関しては確認したことで「食べる」という選択ができたので良しとしたい(自分を褒めて伸ばす)。
栄養士でも何でもないので、実際どのくらい健康なのかはわからない。しかし、市販カレー=脂質高そう、というイメージを持っていた私は、6.7gという余裕の一桁台に拍子抜けしたのである。
なぜなら、断然ヘルシーだと思っていた魚肉ソーセージと1gほどしか変わらなかったから。しかもたんぱく質量に関しては魚肉ソーセージよりも高い。キーマカレーって、高たんぱく低脂質だったのか……。
「カレーは飲み物です」を全面的に肯定している私なので、ここぞとばかりにルーのみをお椀にあけてレンジへ送り出した。ノーライス・イズ・ライフ、オンリーユーならぬオンリールーである(??)。
ということで熱々のキーマカレーが2分弱で完成した。
レトルトとレンジの親和性の高さに改めて感動しつつ、一口。
栄養価だけでなく、味もちゃんと美味しい。主役であるひき肉も存在感がある。
一から作るときに比べて柔らかいテクスチャーではあるものの、100円前後&2分でこれなら何の文句もない。むしろ食欲がないときはちょうどいいかもしれない。
最近SNSで「ボウルごと抱えて食べたい」という触れ込みのレシピをよく目にするが、このキーマカレーこそボウルで食べたい。一食分じゃあっという間すぎる。……ハッ、だから白米で美味しさを持続させるのか(違うよ?)。
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もちろん白米を合せたほうが総合的なバランスは良いだろうし、誤解なきように言うと、ライスありカレーだって好きである(ルー多めのほうが嬉しいけど)。
しかしカレーを食べるハードルを下げるためにも、そして食欲がないときに栄養を摂取できるものとして、キーマカレー白米抜きは選択肢の一つになり得るんじゃなかろうか。4月末の私はそう思っておりますよ。
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