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チョッコちゃんは今日も可愛いし、チョコブリッコは今日も美味しい
昨日は晩御飯の後にチョコモナカジャンボを食べた。揚げ物を食べた後だったが、「勤労感謝だし」という意味不明の大義名分を振りかざしてパリパリのモナカ(当たり!)を咀嚼していた。
そして今朝、冷蔵庫には母が買ってきてくれていたチョコブリッコが銀色のパッケージを光らせている。まだ賞味期限は数日あるし、食パンだってある。今すぐに食べる必要は無い状況で、チョコチョコしいものを立て続けに食べていいものか……。
ストップ! もしかして、チョコブリッコを知らない方もいらっしゃるのでは? 商品名の表記を確認するためググったところ、なんと北海道のメーカーではありませんか。パッケージに描かれているアイドル(チョッコちゃん)とファンが変わったという話題でご存じかもしれないが、念のためご紹介させていただこう。
チョコブリッコとは、ホイップクリームをチョコスポンジでサンドし、それをチョコレートコーティングした菓子パンである。これだけ聞くとケーキだし、私もこれがパンであると言える根拠は何ら持ち合わせていないが、パン売り場にあるからきっとパンなのだと思う。まあ個人的には別にパンじゃなくても良いのだが、パン売り場にあることによって食事だから! と言い張ることができるというのがミソだ。
チョコ尽くしでさらにホイップだと、甘々なものを想像されるかもしれないが、そこまでではないと思う。ホイップクリームは、存在感をきちんと感じられる一方で途中で嫌になることはないという絶妙な薄さになっている。
次に、顔がほころぶ甘さのチョコスポンジをさらにチョコレートが包んでいるというチョコ on the チョコ状態だが、舌触りや食感は全くの別物であり、コーティングはむしろ無くてはならない存在になっている。私はいつも冷やして食べているのだが、そうすると程よい厚さのチョコがスポンジにも馴染みつつパキパキと割れて単体でもスイーツじゃん、という一度で二度美味しいものになるのだ。全体的にヒンヤリとして、スッキリとした甘さになるのもポイントだ。
……好きなあまり、いささかオーバーに語ってしまったかもしれない。もし食べたことがない方は、発売されてから三十年以上経っている菓子パンということを念頭に置いて試してみてほしい。冷静に考えると全部甘いものでできているので、ずっと甘いです(それはそう)。
何にせよ、チョコブリッコはチョコモナカジャンボの分厚いチョコとは全く別のチョコであり、よって被るものではない……と朝っぱらから考えるわけもなく、「だって食べたいし」という奔放な理由で袋を開けたのだった。
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