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エッセイ

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日常のあれこれについての記事です。 食べ物以外をまとめています。
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2022年3月の記事一覧

夢のビュッフェに行きたかった話

食べたいものをなんでも食べられるお金も胃袋も性分も持ち合わせていない私は、毎晩夢に託して眠りにつく。 今のトレンドはコロッケ。かぼちゃコロッケはもちろんのこと、じゃがいも&ひき肉コロッケも外せない。そして、現実ではその2つに押されて食べる機会が極端に少ないクリームコロッケも食べたいところ。なんせ夢なのである。きっといくらでも食べられる身体になっているはすだ。 それならエビチリも欲しいところ。エビ自体だけでなく、衣も大きめのものが望ましい。ここ(夢)はビュッフェスタイルの会

のど飴っぽくないのど飴が好き

私はすぐに喉がえへんえへん(イガイガという感じではない……)するので、のど飴は身近な存在である。しかし、ザ・のど飴な味は苦手ということで、「食べやすくて何かしらの効き目がある」ものを求めて、今までいくつか試してきた。 そして現状、 ①本格的に治したいとき:ヴィックス メディケイテッド ドロップ(巨峰味) ②仕事時のお供:ロッテ フルーツカリンのど飴 ③②にしたいくらい好きだけど高嶺の花:カンロ たたかうマヌカハニー に落ち着いている。正直、のど飴ではどうにもならないよっ

頑張ったリベンジの記録です

鉄は熱いうちに打て、ということで、昨日のリベンジを果たしてまいりました。 リベンジ①は、向かって右側の紺色。作り方に準じた太さの毛糸&それに対応できるかぎ針で臨んだ結果、勘に頼ることなく、手順通りに走り抜けることができました。おまんじゅうにジャストフィットする形になり、満足満足。 そして、この手応えを我が物にすべく、間髪入れずに作ったのが左のオレンジ。若干細めの毛糸だったため、1段分は編み方の傾向を考えて増やしてみたのだが(結局勘)、何事もなくサイズだけが大きくなってくれ

諦めが悪い人の再挑戦(n回目)

ご存じの方も多いかもしれないが、私は手芸を趣味の1つとしており、その中で得意としている……というか向いているのは布を針と糸で繋ぎ合わせる類のものか、布に針と糸で何かしらの絵を描く類のものであり、一方で長年の天敵となっているのは毛糸で立体物を作る、いわゆる「編みぐるみ」である(一文の長さよ)。 編みぐるみは数年前に初めて挑戦した際にいくつか完成させることができて以来、久々にやろうとしては失敗し、肩凝りと腕の痛みのみが残るという虚しさを繰り返している。女の子とクマを作れたのは、

美味しい素揚げを作るには

先日の夕食は、スープカレーだった。外食ではなく、スープカレーの素を用いたもので、値引きされていたので久々に作ってみたとのこと。 私が帰宅したときには既に9割完成していたが、母は玉子焼き用のフライパンを熱し始めていた。聞くと、かぼちゃを素揚げしてみようと試みているところだった。スープカレーだと知っただけでも「おお!」と体温が上昇していたのだが、かぼちゃのトッピングが加わるとなると、それはもう大変な騒ぎである(?)。 スープカレーにおいて、かぼちゃは切っても切り離せないもの。

胃は痛いけど紅茶は飲みたい

私は胃が弱いので、定期的に胃痛や胃が張る感覚が訪れ、同じ傾向のものなら慌てず対処できるようになった。対処と言っても、寝る前と朝食後にそれぞれ別の胃薬を飲み、昼食は量を限りなく減らすことで、夜にかけて修復と適度な空腹を狙う、という荒治療みたいなものである。みなさんは病院に行きましょう……。 昨日から今日にかけてもそういう感じで過ごしていたのだが、めでたく現在は割と具合が良くなったので、紅茶を解禁してみた。 私は毎食後や口寂しいときにはよくティーバッグを飲む。夕食後から寝る前

結局食べちゃった

昨日の生シュー(略し方よ)だが、気になりすぎて早速食べてしまいました。ミイラ取りがミイラに……いや、使いどころはここじゃない? とにかく、簡単に感想を述べさせていただきたく、筆をとった次第です。呟きにしようと思ったのだけど、余裕で溢れました。 ①クリーム 本日の主役、クリームさんです!拍手!(パチパチパチ) 卵がしっかり感じられたかと言われると、どの部分なのか自信が無いのですが、無駄なものを使っていないような濃ゆい味わいと滑らかな舌触りが、おそらくそれなのかな。バニラ

生カスタードシュークリームの「生」とは

ローソンの生(なま)カスタードシュークリームが気になっている。 具体的に言うと、何が「生」なのかという点に、名前を見る度引っ掛かりを覚えているのだ。 シュークリームはダブルシューが至高、という私なので、今回はいいかな、と思っていた。しかし、店頭で揺れる旗を目にしたり、それを受けて「生って何が生なんだろうね?」という母の問いかけがあったり、SNSでもプロモーションが出てきたりしていくなかで、少しずつ疑問は膨らんでいった。 シュークリームに生の概念を持ち込んだことが無かった

意図せず3連チャン

1日目 かぼちゃの煮付けが登場。味付けを控えめにして素材を活かす傾向にあるため、粉吹きかぼちゃと言うこともある。それは私だけな気もしているが。 帰る途中に煮付けが出ることを知るや否や、元気ゲージが40%増しになり、食卓テーブルの中央左側で山吹色に輝くかぼちゃを見たときには更に増して計78%になっていた(最初は何割だったのかな?)。 しかしこのとき、胃が受け入れてくれる量が少なかったのもあり、他のメニューを食べているうちにお腹がいっぱいになってきてしまったのだ。メニューが

父からのホワイトデー

バレンタインデーに、父へ手作りちんすこうを渡したのだが、そのお返しを頂いた。 私が作りたかったから&食べたかったからという、目的の順番がおかしなことになっているプレゼントだったにも関わらず、しっかり可愛らしい、美味しそうなものを頂いてしまって、今さら申し訳なくなっている。改めて何か送ったほうが良いかもしれない。 gift galleryと書かれたパステルブルーとパステルピンクの箱を開けると、中には貝殻を模したマーブルチョコと3種類のチョコクッキーが入っていた。 貝殻チョ

かもめの玉子とままどおる

朝刊の折込チラシで、あるスーパーで東北フェアをやっていることを知った。 商品の一例を見ると、なんと岩手銘菓「かもめの玉子」があるではないか。東北銘菓として有名だし、こういう催事等で来てくれることも多いので納得だが、今回も来てくれたかとやはり嬉しいものがある。 幼い頃に初めて食し、「これはすごく美味しくて、珍しいものだ」と知ってから、そのイメージは今でも変わっていない。そのため、あの4個入りのパッケージを見ると必ず一時停止してしまう。 コロンとした卵型の外側には、すべすべ

おや? チョコケーキの様子が……?

そういえば、「チョコケーキ」の袋が最近また透明になった気がしたのだが、気がしただけだろうか。 有楽製菓より販売されているロングセラー(20年!)駄菓子、チョコケーキ。手のひらサイズの薄い円盤状スポンジ生地に、チョコレートが全体にかかっている。チョコの厚みといい、スポンジのふかふか具合といい、そして2枚という内容量といい、50円で良いんですか、と思うくらい満足感が約束された商品である。 正直、頻繁に食べているわけではない。しかし、定期的に動向は確認させてもらっている。 と

純粋コロッケか、チーズ入りか

かぼちゃ好きとしてコロッケを1つ選ぶなら、純粋なかぼちゃコロッケなのか、チーズ入りかぼちゃコロッケなのか、迷うところではある。 こういう文にすると、かぼちゃ好きなら余計なものが極力入っていない前者を選ぶべきではないか、という気がしてくる。しかし、その2つが存在する現場(いわゆるスーパー)に遭遇したり、あるいは頭にそれを思い浮かべると、一筋縄ではいかない部分も出てくるのだ。 まず、純粋無垢なかぼちゃコロッケ。これの良い点としては、かぼちゃの味を存分に楽しめるということ。清々

メロンパンとは何か

先日行ったパン屋さんで、今月の特集なのか、数種類のメロンパンがトップに置かれていた。 母はその中からチョコのクッキー生地がかかったものを買っていたが、パン生地自体は白く、更にチョコクリームが入っているという事実をレジ前で知り、ショックを受けていた。どうやら中もチョコレートでクリームの想定はしていなかったらしい。 たぶんPOPに書いてたと思うのだけど、母は私と違って文字情報よりも商品そのものを見て選べるタイプなので、見逃したのだろう。今回はショックだったようだが、基本的には