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自分を好きじゃない君へ

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それぞれの自分を好きじゃない理由を深掘りする
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記事一覧

頑張っていれば褒めてもらえた季節の終焉と、「勝ちきる」ことを身につけた僕の顛末

ある時を境に、営業力がグッと伸びるのを感じた。 いや、それは結果としての産物で、自分の態…

山泊りょう
2週間前
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若い女が「モテる」と言うには

「私、セックスする相手に困ったことがないんだよね」 得意げに話す彼女にかける言葉がすぐに…

10,000
山泊りょう
3か月前
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夢に溺れる(ある患者の言葉)

どちらかと言えば、それは夢というより記憶に近いものだ。 私は軽トラックを運転して、山里を…

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自動運転で生きてんじゃねえ (あるエッセイストの言葉)

「人は、やりたいようにやる」 「自分がしたいようにしか、できない」 「その時のベストの答…

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跳躍の痕跡、ミッシングリンク、造物主のジレンマ(ある映像作家の言葉)

クリエイターは、はじめ自分の好きなものを気分よくつくっているが、やがて自分の仕事がジャー…

3

してあげたい人に、してあげなさい。 (ある文豪の言葉)

その人の言うことを聞いていれば、しばらくは安心かもな。 でもな、その人はおまえを安心させ…

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結婚できない妹は、深夜、母の携帯から兄に電話する。

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。 午前1時過ぎ。寝入りばなに着信。ワンコールで切れた。急に目が覚めたから心臓がばくばく言っている。母からだ。 ヒロキは母にかけ直すが、出ない。 今年喜寿を迎えるヒロキの母は、独り暮らしをしている。昨年末に夜道で転倒し、右手首を骨折した。全身麻酔での手術と2ヶ月の入院を経て、現在はボルトが埋め込まれた右手を工夫して使いながら生活している。退院してから2ヶ月。何事もなく暮らしてきたが、何かあったのだろうか。

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