風が冷たいと耳が凍るように痛いからきらい。 日差しは暖かいけれど、風はずいぶんと冷たくなった。やっぱり秋もあっという間だ。 もう、冬がやってきて今年が終わろうとしている。 今年はなんだか激動の年だった。仕事もいろいろと変わったし、でも志もできた。夢も今から目指そうと思い、取り組み始めた。 甘いシロップみたいに自分をぬるま湯に浸からせていた頃が懐かしい。 今は考えることもあってしんどいけれど、動き出してしまえばもうこっちのものだ。 来年はきっとあたたかい冬が来るだろう。 私に
美容院はいつもきまったところに行く。 大学の頃から同じ方にお願いしている。 私はよくカラーをするし、癖毛なので、いつもの方にやってもらうと間違いがないから安心だ。 カラーも美容院によって、カラー剤の作り方など違うだろうし、こういう色にしたいとお願いしても違う色になってしまうということもある。人によって、カラー履歴が異なるためこれは仕方ないことだと思う。 私がいつもお願いしている方は、いつも私の理想に近づけようとしてくださるし、髪の悩みや、プライベートのお話も楽しくできる。
最近、私が投稿していたのは学生時代に書いた小説の短編たちでした。 学生時代はよく、友人と三題噺をして遊んでいたのです。 お題をみんなで考えて出し合い、それをランダムに三つ引いてそのお題をモチーフに小説を書くというもの。 また、三題噺だけでなく、小説の冒頭の一文、最後の一文をみんなでそれぞれ考え出し合い、それをランダムに引いて小説を書くということもよくしていました。 小説を書く前からもう楽しかったことを覚えています。自分のを読んでもらうのはもちろん、友人のつくった作品を読
「ねえ」 「ん?」 「醤油取って」 「うん」 「ん」 「なに?」 「取って」 「なにを?」 「……何でわからないかなぁ。もういいよ」 あたしはこの人の何を知っていたんだろう。今までこの人の何を見てきたんだろう。ただ彼のことが好きで私のことを彼が好きで、それだけで生きてきた二人だったのに。結婚してから私は察する能力をやけに押し付けられるようになった。なぜ?私にはわからない。あなたのしてほしいことも。あなたが私に望んでいることも。あなたが今、私を好きかどうかさえも。 昔は食
新しい友達ができた。 公園のトイレの右横にいつもいる人だった。 公園で僕はいつも一人だったから、僕はその人に話しかけた。 「ねえ。ひとりですか」 彼はそれには答えず、ギョロッとした目をこちらに向けた。 なんだか怖かったから僕はトイレに入った。 トイレの個室の中はじめっとしていて、もれなく汚かった。 夏の暑さをむしばむセミの鳴き声が辺りにガンガン響き渡っている。僕の頭をおかしくさせるみたいに。 ぐわぁんぐわぁんと。まるで鐘でも鳴っているのかと思った。 用を足したあと、手を洗って
涙を拭う代わりに唾を吐いた。感情はいつだってごみくずだ。私の心に追いつけやしない。 まるでカーテンのような生地の古着を買った時、杏里の心は昂揚していた。西荻窪の街は静かでとても心地良い。決して無人というわけではないけれど、程よい人気と外観の可愛いお店が立ち並ぶ様は見ていて楽しい。夕暮れの色がメロンのように変わっていく瞬間をこの街とセットで眺めるのが良い。 杏里は見るものに対して、感情を湧かせることが得意だったし好きだった。その見るものは風景や物体だけではなく、人間も同じ
今回は、花小金井の喫茶店「コーヒー黒澤」。 おそらくご夫婦でやられているようで、お二人とも愛想が良くて店内は心地良い。 喫煙可能な喫茶店なので、苦手な方はご注意。 土曜か日曜に行ったけど、混んでいなくてお客さんも常連の方が多そうな感じ。 まず何よりメニュー表が可愛い。 ちっちゃくて、ペラペラとめくるのが楽しい。字体もレトロさを感じる。 飾られている硝子の置物たちも可愛い。 個人的には白鳥?が好きだ。 ここでも、やはりクリームソーダ。 スタンダードな形で、シロップはかな
これで17回目だ。 線路に供えられた花束を見下ろし、私は息を吸う。 目をつむるとあの時の光景が蘇るようで呼吸が少しだけ苦しくなる。泣いたり笑ったりするのにはもう疲れた。約束を果たすのにも疲れた。それでも私は縛られている。あの花に。 「お姉ちゃん」 振り返ると小さな男の子が立っている。 「そこ、たってるとあぶないよ」 私は微笑んで線路から離れた。 「ありがとう。ぼくも気をつけてね」 私はスクールバッグを持ち、学校に向かう。 人生で見たことのある景色は何場面あるだろうか。でも
吐き気というものは厄介で、便利だと思う。 腹痛や頭痛は割とずっと苦しくて、それが理由で学校や仕事を休むのはしょうがないのでは……と私は思っている。 吐き気はレベルによるが、波があったり、まだ弱めの吐き気だとスマホを見たり手は動かせる。弱めな吐き気で学校や仕事を休んで、少し時が経って良くなれば万々歳だ。まあこれは頭痛や腹痛にも言えるのかもしれないが。しかし、強めの吐き気は無論何もできない。絶対に無理だ。 この間、食あたり?だったのか、夜中に唐突な腹痛と何度も吐き気がきて繰り返し
満月と三日月。 三日月型のお皿は最近見つけて買いました。安いのにレンジ、食洗機、オーブン対応だった。 たまに市販のコーンスープ飲むと美味しすぎて止まらなくなります。
落ち込んだ時は「岸辺露伴は動かない」を観ることをおすすめする。 私はドラマと、アマプラで観られるOVAを観た。 この作品が私の大好きな作品の一つになるには、あっという間だった。 はじめての1話は謎の異様な雰囲気に圧倒されるかもしれない。「ジョジョの奇妙な冒険」をまだ観ることができていない私がそうだったからだ。 最初、なんともいえない気持ちになるのはきっとこれが「ジョジョの奇妙な冒険」の作風や雰囲気なのだろう、と思った。 慣れてくると、それがクセになってくる。 物語「ジョジョ
私はホラー映画が好きだ。 怖いけれど、それをみたくてみたくてたまらない。 映画作品、特にホラー作品はいろいろと学生時代に多く見てきたが、幼い頃に観た「エルム街の悪夢」が一番好きである。 あらすじエルム街で暮らす女子高生ナンシーはある悪夢に悩まされる。 ナンシーの親友、ティナもまた同じ悪夢に悩まされ、その夢には火傷だらけの顔に、手には特徴的なかぎ爪をつけたフレディという男が現れる。 フレディに夢の中で殺されてしまったティナは現実でも死んでいて……。 ナンシーはフレディを倒すた
※ネタバレ注意※ アニメからだったか、漫画からだったかあまり覚えていないけど、すごく好きな作品。 どっちも良かったけど、圧倒的に原作の方が好きです。 チェンソーマンの好きなところは文学的なところ。物語として、一部は主人公デンジが普通の生活を送ることが目標な時点で、大分文学的……。 個人的にはレゼ編が大好きで、その中でも冒頭の、デンジが自分に心がないか、悪魔寄りになってきてるのか不安に感じたけど、マキマさんと映画に行って心があると再確認して、募金?かボランティアの方から花を
同世代の友達や知り合いが口々に面白い、という地面師。 やっと観れました、、、 地面師はNetflixで配信されているドラマ。 正式名称は「地面師たち」っていうんですね。観るまで知らなかった……。 観るまで、ほぼ情報を入れないようにしてたんですが面白いですね。 地面師という名前がすごくキャッチーで良いなと思うのと、いろんな方が面白いというだけあってするすると観れます。若い世代だけではなく、親世代などいろんな世代の人が楽しめそうな作品。 まだ3話なんですが、登場人物それぞれ
好きなことが増えれば増えるほど、自分の人生は豊かになると思っている。 どんな小さなことだって良い。推しができるのだって良い。アニメやいろんなコンテンツにはまるのも良い。 私は好きなものが増えたおかげで、やりたいことも増えたように思う。 今はそれを実現するために、達成するために地道に取り組んでいる。 継続は力なり、という言葉があるが、私は継続的にがんばることをやってきた人間だと思う。 でも、やりたくないよ〜むり〜と思う日があるのももちろんだ。 それでも、自分の好きなことややりた
スポーツアニメが観たい。 今までハイキューや黒子のバスケ、ブルーロックなど、スポーツアニメを観たことはあるのですが、どれも途中で断念…… なんだかんだ最後まで観続けるのが難しい。 そんな中、私の好きな声優さんが出演している弱虫ペダル。もちろんタイトルは知っていたのですが、今更ながら観てみようと思い至りました。 自転車、ロードバイクっていうんでしょうか… 知識は全くなかったのですが、いろいろ頭を使う部分が多くて面白いですね。 頭文字Dっぽい雰囲気があると、どこかで見かけたの