大好きなホラー映画「エルム街の悪夢」について

私はホラー映画が好きだ。
怖いけれど、それをみたくてみたくてたまらない。
映画作品、特にホラー作品はいろいろと学生時代に多く見てきたが、幼い頃に観た「エルム街の悪夢」が一番好きである。

あらすじ

エルム街で暮らす女子高生ナンシーはある悪夢に悩まされる。
ナンシーの親友、ティナもまた同じ悪夢に悩まされ、その夢には火傷だらけの顔に、手には特徴的なかぎ爪をつけたフレディという男が現れる。
フレディに夢の中で殺されてしまったティナは現実でも死んでいて……。
ナンシーはフレディを倒すため、その男の謎に迫る。

感想

人が眠らなくては生きていけない、という所を突いた素晴らしいホラー作品。寝たくなくても、ついうとうととしてしまったり、避けられないのが辛い。
また、現実と夢が入り混じった巧みな見せ方が面白い。
例えば、お風呂場でのシーン。
浴槽に浸かったままうたた寝しそうになるのを堪えていたら、いつの間にかフレディに襲われ、現実がいつ夢に入ったのかわからないシーンが多く、それがこの映画作品の魅力的なところである。
個人的な話になるが、私が夢と現実が交錯するストーリーの映画を好むのも、幼い頃にこの作品を見た影響ではないかと最近は思っている。

また、この作品では主人公のナンシーがフレディに対して果敢に立ち向かっていく様も最高である。頭を使いながら、どうやったらフレディを倒して夢を守れるのか、友人や自分を守れるのか。頭だけでなく、行動派なのでフレディを陥れる罠をつくったりもする。

そして、フレディもまたなぜこんなむごいことを繰り返しているのか。その謎にも物語は迫っていく。
本作品はシリーズ化していて、1、2、3……と8くらいまで続いていた気がするが、やはり1が最高だった。

また、この作品は80年代ファッションが可愛いとどこかで見かけたが、確かに若者たちのファッションは我々から見ると少し懐かしく、普通におしゃれで可愛い。実はあの有名なジョニーデップも1には出演している。

ぜひホラー作品が好きな方や、観たことのない方は観てみてほしい。