チェンソーマンに想いを馳せる
※ネタバレ注意※
アニメからだったか、漫画からだったかあまり覚えていないけど、すごく好きな作品。
どっちも良かったけど、圧倒的に原作の方が好きです。
チェンソーマンの好きなところは文学的なところ。物語として、一部は主人公デンジが普通の生活を送ることが目標な時点で、大分文学的……。
個人的にはレゼ編が大好きで、その中でも冒頭の、デンジが自分に心がないか、悪魔寄りになってきてるのか不安に感じたけど、マキマさんと映画に行って心があると再確認して、募金?かボランティアの方から花をもらって、すぐ食べちゃうシーン。あそこ大好きです。
シーンそれぞれが美しかったり、あの作者にしか出せない雰囲気や味が漂っていますよね…。台詞に関しても大好き。キャラクターもみんな良い。パワーちゃんすごく好きですが、一番好きなのはビーム。
二部は結構賛否分かれているイメージが強いのですが、私はさらに文学的になったのでは?と感じています。一部は敵だったりが割とはっきりしていて、一貫しているけど、二部では目標や目的がいろいろと動いているから見えにくいのかもしれないですね。
性的な話が多いのもすごく純文学に近いな、と感じていて、特に二部でのヨル(アサ)とデンジのキスシーンは凄かったですね……。
最初、デビルマンと似ているなと思っていたんですよね、チェンソーマン。
悪魔と人間の半々で、人間側で闘うところとか。愛みたいなものに囚われているところとか。
でも、今はあんまり似てない印象を受ける気がします……。
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