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ちっぽけな生活

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一介のOLの精一杯の日常
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#スキしてみて

#41 ドントウォーリー

#41 ドントウォーリー

最近は「第二新卒」という言葉も聞き慣れた。私はもちろん今の会社を辞めたいと思ってないが、周りの同い年の中にはジワジワと辞めたがる人が出てきた感触。
「やたらと転職サイトをみてしまう」とか
「帰りたいと祈りながら働いてる」とか
初期配属は望み通り行きにくいのが通説だが、あまりに想像とかけ離れるとやはり心をやられるよね。

令和を生きる若者は特に繊細になっていると思う。
すぐそばに悪口があって、妬み嫉

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#40 想い出にさよなら

#40 想い出にさよなら

採血が苦手。
血管が浮き出ないようで、毎回看護師に何度も血管を撫でられて眉をひそめられてしまう。
「内側なのよね〜」と。困らせるつもりはないのだが!
貧血持ちと言ったらやっぱりベッドに連れてかれて、負けた気になったりする。でも今日の人はすごくうまかった。一発で3本分取ってった。
ビーカーに入った静脈の血を見るとくらっとしてしまった。だから危ないよね!笑

6月はやっぱり頭痛持ちには厳しい季節で、毎

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#38 クレイジークレイマー

#38 クレイジークレイマー

ひまわり畑の調子はどうだい?
うちの向日葵は右側の花びらを落としちゃった。

小学生の頃、少し避けられがちだった女の子と通学を共にしていた。
確かに少し変わっていて、途中から転校してきたのもあって周りに馴染めていなかった。
私もまともに話すことは出来なかった記憶がある。彼女はいつも通学路を踊るように跳ねるように歩いていて、可愛かった。それが更に「変な子」レッテルを加速させたけど、それでも私はかわい

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#34 22歳の記録

#34 22歳の記録

気づいたこと。
お酒で憂鬱を吹き飛ばしたり、無理やり感情の洪水を起こすことをやめた。
しばらく鬱が酷くなったが、最近は仕事が本格化してきたこともあり安定してきた。
人間は「眠る」と「日差しを浴びる」が最も大事だと思った。
次に「そばに自然を置くこと」と「童心を取り戻すこと」、だと思う。

望むこと。
「訳もないのになんだか悲しい」ことが多い。
頭痛も減らないし、腸は本当に弱くてむかつくよ!
むかつ

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#34 No title

#34 No title

忙しくて鈍感になるのは、確か良くない。
知らないことはいつも怖い。結局のところ、知らなくていいことなんて本当にあるのだろうか。
一つ一つの想いを確かめながら歩めている?
何か自分が求めていない相手の気持ちを聞くのは怖いだろう。
でも、何にも聞かずに推し量ってしまったら結局すれ違って上手くいかないのが人間だ。

パソコンの前に一日中張り付いて情報だけ脳に落とし続ける。
家も出られないまま寒暖差だけは

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#33 自己殺人

#33 自己殺人

活字断ちはうまく行ったり行かなかったりしている。
隙間時間で対話をしているイマジナリーワールドの住民が中々心を開いてくれない。数ページ書いてみたが全然納得がいかなくて投げ出してしまった。

憂鬱な瞬間はいつも、恐ろしいほど突然に襲ってくる。
昨日はぽろぽろとギターを弾きながら、スピッツの「ジュテーム」を歌いながら、動けなくなってしばらく停滞した。

ジュリア・キャメロンは創造性を優先しすぎて周囲の

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#30 麻痺してゆく

#30 麻痺してゆく

大学生活を振り返って、周りの人間関係とかを見渡すとよく思うのが、
「麻痺しているな」っていう感覚だった。
同サークルに元カノと今カノが共存するみたいな気持ち悪い世界がどこかしこに広がって、みんな淀んだ毒に浸かって麻痺していく。
特に演劇サークルがそういう世界で、私はもう一方の世界であったボランティアサークルによく救ってもらった。麻痺が進まないままで4年間寄り添ってもらった。

悪口や噂も酷かった。

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#29 居場所

#29 居場所

わたしたちにはたぶん、居場所が必要だ。
できれば小さな自分の部屋や作られた物語の内側だけじゃなく、生きている人の手や心の中に。
あるいはどこか果てのない広い世界の真ん中に放り出されて見つけるか。
私たちはみんな宿命的に自分以外にはなれないのに、自分が自分である重さを実感として手に入れるために必死にひとりになろうとしたり、逆に誰かに必要とされようとあがきながらしか生きていけないのは、せつない。

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