アート作品を、絵にしてみた。
そもそも元々は絵のことばかり書いてたはずなのに、最近お前全く絵の話せんなぁ、と我ながらに思うので。
久しぶりにちょっとばかり絵の話をば。
・・・・・
以前の話、ですが。
アートを観て、「ああ、描かにゃおれん!」と、絵を描いたことがありました。
心が動いたんですよね。
描いたのが、この絵です。
なんや、線だけやないかい。
ボールペンやないかい。
アップするのは、ちょっとソワソワします。
だって、線だけなんだもの。
石上純也さんという建築家の方のART作品動画を観て心が叫んだので、描きました。
色はこのまま。
塗ってはおりません。
ジェットストリームのボールペンで画用紙にふふふふんっ!と鼻息荒く、るるるるふん!と鼻歌まじりに描きました。
自分なりにたっぷり満足して、
自分なりにぐっとぎゅっと感動を閉じ込めた絵。
色塗ったり描き込んだりしなきゃ〝絵〟じゃないなんて、誰が決めた?
窮屈にしてたのは、自分でした。
絵です。
この絵のモデルとさせていただいた建築家の石上純也さんの作品はとても面白く。
組み立て、燃やす。
燃やすために、組み立てる。
なくすために、創る。
創り出し、還す。
そこに、なにかが生まれる。
そんな感じ。
燃やすのは、木。
組み立てるのは、氷。
燃えてく様も自然に還る様も、アートだと。
何ともドキドキしてしまう作品だった。
素人目では分からないけど恐らくめちゃくちゃ計算され積み上げられただろう氷の塀が、熱により、溶けてゆく。
ドラマチック。
一見地味でもありそうだし、簡単に想像できそうなその様子は、不思議と、あぁ…と圧倒されてしまう。
ああ、私の想像は、想像でしかなかった、と知る。
氷の向こうで踊って揺れて尽きてゆくオレンジのエネルギー。
みずみずしい炎。
燃え尽きてぽとりぽつり横たわっていく木は、なんだか少しこわい。死んじゃった感じがする。
とにかくみずみずしい炎なんて意味がわからないと思うんだけど、11分なので観てみてほしい。
音も心地いい。
ここだけの話、1.5倍速でも贅沢に楽しめます。
それでは。
も一度絵を貼って、終わりにしておきます。
覚悟あるアートを絵にするって
なんとなく軽々しいと、
気が引けていましたが。
瞬間温度を大切にした絵も
描いていっていいんだよね。
・・・・・
焚き火動画流行ってたけど。
炎って、落ち着くよね。
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