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自己否定感で適応障害になった私が自分を認めて前に進めた話。

 私は現在25歳で、保育士として4年目を迎えて働いています。
けれど1年前の私は仕事が忙しい上にうまくいかず、「自分って保育士として向いているのかな、、」と、自信もなくして不安をずっと抱えていました。そうして自責を繰り返し溜め込んだ結果、適応障害になりました。
 自分に自信がなく、不安から行動することが怖かった私が、自分と向き合おうと試行錯誤した結果、出逢ったのがPOSIWILL CAREERでした。
 
 このnoteでは自分に自信が持てず、ずっと今の自分を変えたいと思っているけど変われないとあきらめかけている人、自分のことが嫌いな人に、「自分に優しくすることで未来は開ける」ことを伝えたくて記しました。

念願の保育士になるも、がむしゃらに働き適応障害に。

 元々中学教師を目指していましたが、授業を受けている中で「より子どもたちと近くで関わり、お互い成長し合いたい」という思いから、保育士を目指しました。
 念願の保育士になって2年が過ぎたころ、私は当時1歳児クラスを担当していました。魔のイヤイヤ期に突入し、何をしてもイヤだと生活も慌ただしく、仕事量も多くて残業も多い日々でした。そんな中で過ごすうちに「私がダメだから子どもたちも落ち着かないんだ」「他の先生に迷惑が掛かってる、どうにかしなきゃ」と、自分を責め、何とか挽回しようとするも空回り、また落ち込む日々が続きました。

 仕事が忙しい日が続くと自分の趣味の時間やゆっくりする時間もなくただ残業し、疲れては寝て起きて、また仕事の日々。いつしか自分の居場所は仕事しかないと思うほどに自分を追い詰めていました。今になって、当時は自分で自分のことをを認められないからこそ、仕事で周りに自分の存在を認めてほしいと思ってがむしゃらに働いていたことに気付きました。
 そうやって休む日もなく働き続けた結果、普段できていたことができなくなり、感情も食欲もなくなり、気付けば適応障害と診断されました。なにもかも自分が嫌になり、でも「このままずっと苦しむのは嫌だ」と、すぐにでも現状から抜け出したい一心で、休職中に自分を癒しながらも自分と向き合っていきました。

POSIWILL CAREERとの出逢い。

 復職できるほどには回復しましたが、それでも自分の中で「このままちゃんと自分と向き合わないでいると、またどこかで同じようなことが起きる」と確信していました。また同じ職場で復職したものの、「自分がこの仕事に向いていないのならいろんな人に迷惑をかけるだけだから辞めようか」「自分ができる仕事ってなんだろう」とずっと不安を抱えていました。

 そんな中でとあるInstagramのフォロワーさんが転職などの自己分析の棚卸しでおすすめしていたのがPOSIWILL CAREERでした。直感でこれだ!と思い、無料カウンセリングもしていたため、早速申し込みをしました。当時カウンセリングを担当していただいたのは大窪さんでした。
 自分の自信のなさや自己否定感、自分のことより他人のことを優先してしまう自分、なんでも「頑張らなきゃ」と思ってやるがうまくいかないなど、たくさんの悩みをぶつけました。そんな中で気付いたのが、自分の中に「したいこと」や「強み」という価値が、「しなきゃ」という思考で蓋をしていたことでした。自分の思いを大事にしないと「しなきゃ」という思考になり、この蓋を開けて自分のやりたいことや強みを掘り返していかないと、職を変えてもまたしんどくなって同じことを繰り返すことになる可能性が高いとのことでした。
 まさしく自分が薄々気付いていたけど見ぬふりをしていたことをズバリと言われ、とても腑に落ちた瞬間でした。ずっと他人の目を気にして生きてきて、中学生のころからずっと変わりたいと思っても変われなかった私ですが、「遅くてもいい、本当に変わるなら今しかない」とPOSIWILL CAREERを受ける決心をしました。


トレーニングの中で気付いたこと。

 トレーニングをする中でとても大切だと思ったのは、「人生理解ワーク」や「インナーチャイルドワーク」です。自分の過去を振り返ることで、「当時の自分は本当はこうしたかった」などと自分の思いを知るきっかけになりました。
 過去の自分の思いを受け止め、自分への声掛けを親友に対するように優しくして自分で癒すことで、初めて自分を認められ、少しずつモヤがすっきりする感覚がありました。過去の自分を慰めることで過去を過去として捉え、過去の失敗や未来の不安に襲われることなく、今の自分自身に集中することができてきました。「わたしはわたしでいいんだ」と、自分や物事に対する認識や行動も前向きに過ごせる日々が多くなりました。   
 
 また「ライフキャリア設計ワーク」では、自分のこうなっていたらいいなをいざ書き出そうとするも、はじめは自分がどうしたいかもわかりませんでした。自分の気持ちがわからなくなったのは、きっといつも周りのことばかりを気にしすぎているせいで、自分がしたいことがわからなくなっていたんだなと、振り返って感じました。けれどトレーニングを重ねて少しずつ自分の気持ちと向き合う時間を積み重ねることで、「これしたいな」とふと思うと、次から次へと「こうでありたいな」「こうなってたらいいな」という思いがたくさん出てきました。そこでやっと自分にもこんなたくさんのいろんな思いがあったんだと気付くことができ、生きることに喜びや未来への期待も感じやすくなったように思います。  
 
 そして、トレーナーの新保さんと自分の悩みを伝えてやり取りをしている中で、印象に残ったことがあります。それは「悩みがどんどん進化していますね!自分の感情に気づく→その感情を受け入れた上で、なぜその感情になったのかを整理する→整理した感情をどのように発散したり捉え直ししたりするのかを考える(今ここですね)まで進んできています!前提として自分の気持ちに気づける、受容するができていないととその対処法を考えることはできないため、ぜひご自身の前進感を感じてもらえたら嬉しいです。」とコメントをいただいたことです。
 自分の中ではただいつもと変わらないようなモヤモヤを抱えていたつもりが、客観視すると気付かぬうちに自分の中でできることが増え、できてきたからこそまたステップアップした悩みの領域に入っていることがわかって、改めて自分を認めてあげられるきっかけに繋がっていきました。

トレーニングを積み重ねることで、少しずつ現れた変化。

 私は中学生のときから自分に自信もなく、将来に対してもただ漠然とした不安が積み重なり、自分という存在自体がよくわからない状態でした。けれどトレーナーの新保さんのとやり取りやワークを積み重ねることで、少しずつ自分に自信を持ち、自分がどうでありたいのかと、自分軸で生きようと変化していきました。自分に対して丁寧に感情に寄り添い、どんな感情も受け入れて認め、優しく接することで、自分自身がご機嫌に過ごせる時間が多くなりました。

 またこうやって自分がいい方向に変わると周りの人間関係にも変化が出てきました。今までは苦手な人やどんな人にも「相手がどう思うか」と、常に気を遣い、人といるとドッと疲れやすい質でした。しかし今は苦手な人とは一定の距離を置いた上で、ちゃんと必要最低限のコミュニケーションは取れたり、自分が尊敬している人や好きな人たちともいい関係で過ごせるようになって、人生がたのしいと感じるようになりました。
 きっと以前の私は、他人のことを考えているつもりで、結局は「他人から自分がどう見られているか」と、自分のことばかり考えていたから、人といても楽しくなかったんだろうと思います。このことに気付けたのも、自分の気持ちと向き合うことをちょっとずつ積み重ねていけたからこそだと実感しています。
 できる自分もできない自分も認められるようになり、趣味や仕事においてもやってみたいことも出てきて、わくわくした感情も出てくるようになりました。

 POSIWILL CAREERを通して。

 今まで自分一人ではできなかったことをできるようにサポートしていただき、自分自身と自分のこれからの人生を大きく変えてくれた体験でした。自分はきっといつまでも変わらない、できないと信じて生きてきましたが、一緒に悩んで考えてくれる存在がいればこんな自分でも大きく行動も考え方も変われるのだと気付きました。
 初めの一歩はどんなに小さくとも、まずはやってみてそこからまた考えてやってみるの繰り返し、積み重ねが今の自分を作っているのだなと思うと、とても感慨深く感じました。今後は仕事で忙しい中でも自分時間を確保して自分を労わりながら、転職活動を進めて「こうでありたい自分」に少しでも近づけられるように人生を楽しんでいきたいと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
自分が一番の理解者であり、親友でいれるように、今日も毎日頑張っている自分を労わろうと思います。
これを読んで、自分と向き合うきっかけになれば幸いです。

今日もおつかれ、自分。




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