散文がことばの「語り」であるなら、詩はことばの「弾き語り」でありたいものです。
きょうも小鳥のように囀れているだろうか...
白い光
愛する人よ
あなたは白い光です
流転の
輪廻の
混沌の世界の
つかの間の歓び
つかの間の幸せ
つかの間の安らぎ
・・・
果てしない悲しみ
果てしない苦しみ
果てしない絶望
・・・
愛おしくも 忌まわしい
忌まわしくも 愛おしい
この世の混沌
永劫流転の現象世界の
輪廻の岸辺に再び舞い降り
ただ美しく白く輝く
あなたは
やさしい光の生命体
愛する人よ
あなたは白い光です
あなたは白い光なのです