WEEK#9 倫理的思考スキル（前編）

はい、お待たせしました。ピーです。今回のセッションは＃９＃１０を前編・後編でアウトプットして行きます！ビジネス上、最重要な思考（ロジカルシンキング）をどう身につけるか？というセッションとなります。この思考がなければ、ズバ抜けたスキルと身につけようが、ロジカルシンキングがなければ無意味といったようなとても重要な思考をアウトプットしていきます。

第1章　要素分解

考え方の正解・不正解を見る思考力（フェミル推定）と言います。このフェミル推定がとても重要になります。大事なのは、なぜそこにたどり着いたのかが大切。
以下のようなグラフを書いて考える。細かく要素分解をして考えていければたどり着く。

■顧客の視点を論理的に証明、追求することが最重要となります。
なぜ、そのサービスをやるのか、その価格で売るのか、その事業をやるのかを論理的に証明することができなければ事業は潰れます！

人は自分の思い込みで判断をしてしまうんです。事業でも思い込みで舞いがってしまうため、自分の見える視点が決して正しくないと思い、疑い続けることがビジネスでは重要。これが、顧客の視点を論理的に証明、追求することが最重要です。

さらに人間は物事をドラマチック化してしまう習性があります。
皆さんに問題です。世界で予防接種を受けられていない子供は、次のA〜Cどれが事実でしょうか？

A：２０％
B：５０％
C：８０％

LETSシンキング！！

ここでスクロール禁止！しっかり考えてくださいね。

あっ、この画像で自分はどの体型が現在でしょうか？

はい、答えはAの２０％なんです。人はニュースなどで受け取る印象で、誤ったものの見方をしてしまうということ。画像の正解は・・・・

人はテレビなどで『飢餓』や『戦争』、『感染症』などの映像を見てこの世界はこういうものが現実だ！と受け取ってしまうが、実際にデータでみると異なる事実が出てくるので全て目に入るものに『疑い』を持つクセを身につけなければなりません。

このような思い込みを絶対に捨てないといけない。自分の考えではなく、人の考えを自分の考えにマッチングさせて、論理的に考えることがビジネスの成功のポイント。それが倫理的思考（ロジカルシンキング）

次に、そのためには以下の通り、分断思考とネガティブ思考を捨てなけばならない。

第2章　断捨離

まずは分断本能をなくすことが重要。分断本能・・・例えば人は『金持ち』『貧乏』、などどすぐに分けるが、実際には『中間層』が日本じゃ大半、ですし、『幸せ』『不幸』は、人の価値観によるものであったりする。単純に二つには分断ができないんです。『勝ち組』『負け組』などもそうです。
ビジネスでは『黒』か『白』の間に、灰色などグラデーションがあることを理解しなければならない。
例えば、飲食店を作る際に、交通量が多い＝良い。交通量が少ない＝悪い。などと判断しますよね？交通量が多いところは家賃が高い、交通量が少ないと家賃が安い。必ずしもそうではない。ビジネスでは思い込みをなくし、細かく落とし込んでみていき論理的に証明くことが重要です。

そして、もう１つ捨てなければいけないことは『ネガティブ本能』
＝『共感』人間はネガティブなことに共感する。『保育園落ちた死ね』事件は反応するが、『保育園入れた』はバズらない。感染症や子供の死亡率、戦争死者など実際の数の水位は下がり続けているが、マスコミが人がネガティブに共感することを利用し、ネガティブな情報を流している。

もう１つのわかりやすい例で例えば、ソフトバンクで過去起きた通信障害の事例『通信障害後の5日間で1万件以上の解約』というニュースがあったが、疑って調査すると、通常の解約件数と変わらないという事実も見えてくる。

マスコミやメディアの情報に流されず、自分の感情や感覚を定量化することがビジネスでは非常に重要である。倫理的に証明する習慣を身に付けないと、感情で判断・決断してしまいます。

〜WEEK＃９まとめ〜

以上のように、人は思い込みによる一次的な思考のヒートアップにより、軽率な判断をしてしまったり、誤った情報を鵜呑みに動いてしまうことが、ビジネスでは致命的になります。そのためには、いかに物事に疑問を抱き、しっかりと要素分解する思考を身につけないとビジネスはうまくいかない事がわかりました。次回は、倫理的思考を身につけた上で、定量化してロジカル的にサービス設計する事により、どんなサービスにでも対応していくスキルを身につけるセッションに続きます。

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