過程を、楽しむ

自分は何をしていきたいのか、何に情熱を傾けたいのか、
熱い想いの方々の話を、次々と聞いて、
話してくださる方々一人一人の命の輝きのエネルギーを、浴びていた。

私の心も、おっかなびっくりだけれど、
自分でもできそうなヒントを見つけようと、一生懸命耳を傾けていた。

「全員に必ずやってくる、人生の終わりを、どんなふうに迎えたいのか」
を思い描いて、そこから逆算して、今をどう生きるか、考えよう、
という話を、よく聞くけれど、

私は、つい、いつまでも自分の命の時間があるような気がしてしまうので、
人生の終わりのイメージが、曖昧になってしまい、
今をどう生きるかも、曖昧な感じのまま、日々が過ぎている感じがして、
もったいないなあ、と思う。

決めるのが、怖いのかもしれない。
「本当に、そうなの？」と思ってしまうから。

でも、「おおよそ、こんな方向で」でもいいので、目指すものがあったら、
掲げた目標に到達できなかったとしても、
そこに向かう努力を、日々積み重ねられていることが、嬉しい、
そんな生き方をしたい。

「成功とは、自ら価値ありと認めた目標を、実現していく過程である」
という言葉を紹介してくれた人がいた。
そう思えると、目標がどんなに高くても、
「達成できるか、できないか」にとらわれることなく、
力いっぱい進んでくことができると思う。