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タイムラグを、楽しむ
タイムラグ(時間差)があることって、よくないことと思っていた。
タイムラグを無くして、効率的に、早く、物事を進めるのが、よいことと思っていた。
「タイムラグ(時間差)」をテーマに、話をする機会があった時に、
最近、どんなことに時間差を感じたかな、と、みんなで振り返ってみた。
「場を混乱させる発言をした人に、怒りの感情が沸いたけれど、後で思い返したら、その発言者の純粋な意図を、スッと感じられた」ことを思い出した。
”そうか、そうだったに違いない” と、気づけたことや、
”怒りの感情に、気持ちを持っていかれるような自分だった” と、気づけたことが、よかったし、その気づきが面白かったなあ、と思った。
「みんなの認識を合わせるために、会議でワイワイ話し合うのも、タイムラグがあるからだよね」と、発言した人もいた。
「自分の思った通りに、なかなか成長できなくて、イライラするのも、タイムラグがあるからだね」と、発言した人もいた。
いろいろと話しているうちに、
「魔法使いのように、一瞬で何でもできてしまったら、物足りないかも」
「あれ? もしかしたら、タイムラグがあるのって、いいことかも?」
と、いう気持ちになってきた。
「何でも効率的に進めばいいってものでもないかもね」と思ったら、
今、自分が「なかなか前に進めない」と、もがいていることも、
「いろいろ気づきながら、楽しんじゃえばいいよね!」
という気持ちになってきた。