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まず、「やる」という同意を取る

一つの企画を実行しようと集まってきた仲間のはずなのに、
この無反応な状況は、なぜ起こっているのだろう?

この企画の中の一部の、自分の時間については、各自で考えていても、
企画全体をどうしていくか、ということについては、
あまり考えていないから、意見が出てこないのかもしれない。

自分の企画をどうするかと、企画全体をどうするかは、別次元の話なのに、
自分達で企画全体を考えることについての合意が取れていない状況で集まった人たちに対して、「企画全体をどうするか」という投げかけをしている、ということなのかもしれない。

『馬を水辺につれていけても、水を飲ませることはできない』
私も、子どもに対して、部下や同僚に対して、
つい、この格言のようなことを、やってしまっていたなあ、と思う。
よかれと思って、いいことをしてあげたいと思って、こちらは一生懸命なのだけれど、相手は乗ってこない。
「なんで?」と思って、余計に力が入る悪循環に、陥る。

本人が「やる」とコミットしていたら、できる。
そのシンプルな原理原則に基づけるように、
協同で何かを進めていく時には、
「私は、相手に、”コミットする” 同意をとったか?」を、
自分の中で確認しようと思う。


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