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「自信」は、自分をそのまま好きになることから、生まれる

「あの人は、なんて、すごいんだろう!」と、思った後に、

「それに比べて、私なんて、これしかできない」という思考と、
「よし、私も、自分の力を、思いっきり出していこう!」という思考と、
どちらが、自分の頭の中をよぎるだろうか。

前者は、気分が下がり、
後者は、気分が上がる。

こうして書き出すと、後者がいいよね、と、当たり前のように思うけれど、
実際のところは、
前者を一瞬感じて、ハッとして、
「そんなことを思っちゃいけない」と、あわてて否定し、
後者の気分になったつもりになる、というのが、
スローモーションで捉えた、私の思考の筋道だった。

自分で、一生懸命取り繕ろっているけれど、
実は、「私なんて」と、自己卑下して、自信のない私がいた。

「あなたは、自信がないんだね」と、私に向かって言う人がいて、
「そんなことはない」と、虚勢をはっていた頃の私は、
自分に自信がないことを、怖くて、恥ずかしくて、素直に認められなかった。

「私なんて、これしかできない」と、実際に感じたら、
「そう思っているんだね」と、認めたらいい。
そして、「ところで、あなたは、どうしたいの?」と、
自分に問いかけたらいい。

人の目線が気になったら、「気になっているんだね」と、認めたらいい。
そして、自分は、そういうことを気にする人たちと、
同じ目線で生きたいか、ちょっと違う目線で生きたいかを、選べばいい。

自信がない自分を、素直に認められるようになったら、
どうして自信がないのかを、考えるようになり、
そこには、たくさんの自分の思い込みがあって、
自分が勝手にそう思っていたことが、わかった。

自分を大切に思えていたら、自分で自分を大好きになれていたら、
「そんな自分で、行こう」と、思えて、
それが、自分への「信頼」になる。
どんな時にも、どんな自分も、好きでいられたら、
「私は、大丈夫」と思える。

「自信を持ちたい」を、言いかえると、
「自分で自分を、好きになりたい」ということなんだと思う。



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