嬉しくない感情から、気づく
親族の集まりがあった。
たまにしか会わないけれど、会うと、いつも、懐かしい感じがする。
そんな中でも、あまり親しくしたくない人がいる。
全方位的に、良好な関係を築きたい私としては、
自分の中に、そんな感情が生まれることが、嬉しくないけれど、
むくむくと、湧き上がってしまう。
何でだろう? と、考えてみた。
他の人と比べると、
その人は、私を低く見ている感じがするからかもしれない、と思った。
そして私も、その人を自分より低く見ているなあ、と思った。
どちらが先かは、わからないけれど、
同じことを、やりあっているのか、
もしかしたら、自分の意識の中で、それをしているだけなのかしら、
と思った。
そんなことが気になる背景に、
「人からちゃんと、認められたい」承認欲求が、強くあるのだと思った。
更にその奥には、
「人からちゃんと、認められないと、私は存在している価値がない」
という自信のなさが、隠れている、と思った。
自分に自信がないのは、
自分が思っている「こうでなければならない」に見合う自分でないから、
なのではないか、と思う。
完璧なんて、ない、
みんなデコボコなのは、あたりまえ、
そこから出発だよね!
そんなことを考えていたら、
あまり親しくしたくない人への反発感情が、和らぐ感じがした。
こんな具体的な事象から、自分の奥にあるものに、気づけると、
自分が少しずつ、根っこから、変わっていける、と、思う。