どんな感情も、感じ切ると、見えてくるもの
自分の感情と向き合うワークに参加した。
自分の中で気持ちを整理できたと思っていたけれど、
そのことを思い出すと、
感情が急に止まってしまう感じがしていた事柄を、
題材として、取り上げてみた。
問題が起こった時の状況を、客観的な視点で整理して、
理解したつもりでいたけれど、
「どんな感情も、感じ切ってください」
「どんな汚い言葉でも、出してください、誰も聞いていませんから」
というナビゲーションに従って、
身体も心も一体になって、感情を出し切ることに集中したら、
自分では気づかなかった、一番言いたい言葉が、涙と共に出てきた。
「あっ! それ、私の本当の気持ち! 私の心からの願い!」と、
自分の心が大きくうなづいた。
「そんなこと、言っちゃいけない、思っちゃいけない」
と、自分の素直な感情を、押し殺していたことに、気づいた。
確かに、いろいろな諸事情を考えたら、私の身勝手かもしれないけれど、
それが私の心からの思いであり、願いだったんだ! と、気づいた。
いろいろな事情を考えたら、身勝手なことになってしまう感情だって、
感じていい。
感情に、いい、悪いは、ない。
「これは、感じていい、これは、感じてはいけない」と、
自分で取捨選択しているから、自分の素直な気持ちがわからなくなって、
頭と心が分離してしまう。
どんな感情も、感じ切ったら、
その先に、自分の心からの願いが見えてくるのは、本当だ、と思った。
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