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氷河期世代のつぶやき from カナダ

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    カナダ生活の中で感じたことを綴っています。 40代で留学した私のつぶやき

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    40過ぎてカナダに留学した私が作る日々のごはんと食べ物のこと

最近の記事

私がカナダ政府に不快感がない理由

2025〜2027年のカナダ永住権承認数の予定が発表されましたね みなさんは以下のカナダ政府の会見をご覧になったでしょうか? 以前からこの3年は昨年時点で予定していた25〜26年の承認者数も減らしてくるという予想があったので、心の準備はできていました 数は別にして、減らしてくる内訳がかなり意外で驚きはあったものの、私自身としては へー (・∀・) とかなり平常心で受け止めました むしろ会見を見て、「やはりカナダ政府は良いな」とさえ思うぐらい 一応カナダの永住権を目指して

    • 2025-2027カナダ永住権承認規模の発表

      10月24日、カナダ政府はついに2025〜2027年のImmigration Levelを発表しました 今年になってから、Study PermitやTemporary Foreign Worker Program、Post Graduate Work Permit等いろいろな滞在ステイタスの要件改定を行っており、変更の度に2025年以降の永住権承認数を減らす示唆を繰り返して来ました 焦らしに焦らして、やっと発表されました https://www.canada.ca/en/i

      • カナダ永住権に関わる盲点

        カナダ永住権にアンテナを張っているといろんな人の意見や現状を聞く機会も多いんですが、意外と盲点になりがちなポイントってあるよなーと思うことがあります 特に今はカナダ永住権氷河期と呼ばれるぐらい永住権取得は簡単なものではありませんから、今回は「これって盲点じゃない?」と思うポイントを書いてみようと思います 申請はゴールではない、むしろ通過点 カナダ永住権を目指している人で申請にばかり目を向けている人って割と少なくない印象です 最近はポイント制を採用しているプログラムも多いで

        • これからのカナダを憂う

          Xを見ていて流れてきたこの記事 今のカナダの問題点を的確に突いているので、今後カナダに移住を計画している人やすでにカナダ国内にtemporary residentとして暮らしている人には是非目を通してもらいたいと感じました この記事にも書かれているように、一昔前にいた「純粋にカナダの学校で学びたい(卒業したら帰国します)」という人達は現在あまり存在せず、Post Graduate Work Permit狙いで公立校に入り永住権を視野に入れている人がほとんどで、PGWP保持

        私がカナダ政府に不快感がない理由

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        記事

          先行きが読めないカナダ生活

          ずっと心配されていたエアカナダのストが回避されました 4年間で30%の昇給とBenefitの向上を条件に労使が闘っていたようですが、合意内容は発表されていません ストが回避できたということは、少なくとも納得できる内容で落ち着いたのだろうとは推測しています またカナダとは関係ありませんが、アメリカBoeing社もストを予定しているようです ストは労働者の権利なので、労働条件が折り合えないならストに入ることは仕方のないことかなと思っています 何より最近の北米におけるインフレ

          先行きが読めないカナダ生活

          カナダTemporary Foreign Workerのルール変更が始まった

          2024年8月26日にハリファックスで行われたSummer Retreatの結果、遂にTemporary foreign Worker Programが発表されました 公式発表はこちら↓ https://www.canada.ca/en/employment-social-development/news/2024/08/minister-boissonnault-reducing-the-number-of-temporary-foreign-workers-in-can

          カナダTemporary Foreign Workerのルール変更が始まった

          【120%私見】カナダ生活 楽しめる?楽しめない??

          たまにカナダに留学やワーキングホリデーで来た人で カナダ、つまらない って言う人をたまに見かけます (もっと具体的に都市名を挙げる人もいますが、、、) 個人がどう感じるかは本人の自由なので、つまらないと感じる事自体はいいのですが、せっかく航空券や滞在費、学費も含めて多額投資したにも関わらずつまらないと感じてしまうのは残念なことですし、カナダ愛溢れる人達から「え?何言ってんの、コイツ?」と白い目で見られるのも残念なので、120%私の個人的な意見ではあるものの、こういう人はカ

          【120%私見】カナダ生活 楽しめる?楽しめない??

          カナダでの仕事探しが難しくなっている?

          私はカナダ情報収集ツールとしてX(元Twitter)を利用することが多いのですが、ここ数年レジュメを送ってもなかなか面接まで辿り着けないという声を見かけます 実は本格的にコロナ入国規制をカナダが解除した2022年年明けから夏にかけて、同じような現象がありました そのときは仕事だけではなく、部屋探しも難しく、供給に対して需要が大きく上回った為に特にバンクーバー等の都会ではシェアハウスの賃料も一気に上がった印象でした 今はその時のように住む部屋がないという声はそこまで聞こえません

          カナダでの仕事探しが難しくなっている?

          バンクーバーは特別な場所だったのかもしれない

          バンクーバーはカナダの西の玄関口と呼ばれ、太平洋側に面していることから、アジアからの渡航者が多い街である 留学先としても人気で、特に日本人にとっては日本の留学エージェントも多いし、日本人から選ばれやすい街と言えるだろう 最近はX(元Twitter)で現地在住者や留学生をフォローして、情報を集める人も少なくないと思う そのXでたまに言われるのが「主語デカ」という現象で、自分が住んでいる地域で当たり前の光景を国全体の話のように語ってしまう現象のことを言う バンクーバーは日本人の

          バンクーバーは特別な場所だったのかもしれない

          カオナシが蔓延る世の中

          昨日ジャイアンとスネ夫構造についてNoteに書いたんですが 今の世の中、ジャイアンとスネ夫構造だけじゃなくて、千と千尋の神隠しに出てくるカオナシも蔓延っているなと気付きました 千と千尋の神隠しのカオナシについて、素敵な分析をされている方がいらっしゃったので、紹介 砂金をばら撒くと嬉々として喜ぶ人達を見て、カオナシは千の喜ばせたくて(=寂しいから一緒にいて欲しい=相手をコントロールしたい)金を渡そうとして、断られる 「欲しがれ!取れ!」とまで詰め寄り、最終的に「私の欲しい

          カオナシが蔓延る世の中

          ジャイアンとスネ夫

          自分が新卒で働き始めた頃、バブルは崩壊していたが、まだバブル期の余波みたいな雰囲気はあって、割と丁寧に教育してもらった 特に自分の上司が「現場重視」の人で、自分は間接部門に配属だったが「間接は現場と話してなんぼ」というモットーを元に私を教育 「メールで済ますな。会いに行けるなら行け。顔を突き合わせて話せ。無理なら電話しろ」という人だった そうやって、現場に足を運んでいる中で、割と現場の上の人にも育ててもらった感がある その中の一人で、現場統括であり、ある分野でレジェンド的な存

          ジャイアンとスネ夫

          カナダPGWPが変わるかもしれないらしい

          私が残業に次ぐ残業でヘトヘトになっている間にX(元Twitter)で話題になっていたのがカナダの公立校の指定コースを卒業することで申請可能になる就労ビザPost Graduate Work Permitの要件変更の可能性である 今年になって噂はあったものの、割と具体的な話が出てきているっぽいので、ちょっと調べてみた上で、私なりの考えを紹介してます 毎度毎度恐縮ですが、あくまで素人による興味本位のリサーチに過ぎませんし、どうも何もまだ決まってませんから、ビザ関係のご相談はカ

          カナダPGWPが変わるかもしれないらしい

          永住権申請を視野に入れてカナダの田舎に住むということ

          カナダBC州 バンクーバーでカレッジを卒業した私ですが、自分の学歴、職歴、年齢、現在の職業等いろんな要素から考えて、留学生やワーホリで人気のバンクーバーで自分のビザ期限内にカナダ永住権を取ることはほぼ不可能という状況から州を跨いだ引越しをしました 私が住んでいる街はその州の主要都市ではなく、その州でも僻地と言われるぐらい田舎です 北米の田舎町らしく「隣町まで車で1時間」というような感じのところです 今回その隣町まで休みを利用して行って来て、改めて「これがカナダの田舎暮らしかー

          永住権申請を視野に入れてカナダの田舎に住むということ

          カナダ州推薦永住権プログラムについて考える②

          以前も「カナダ州推薦永住権プログラムについて考える」という記事を書いたのですが、また動きがあったのでもう少し書き足すことにしました 以下は単に個人の考察ですので、カナダ永住権を本気で検討されている方は政府公認の移民カウンセラーもしくは移民弁護士へのご相談をお願いします ユーコン準州 ユーコン準州は2024年国から割り当てられている州推薦枠の承認上限数に達したという理由でホワイトホースの雇用主の元で働く人からの新規申請受付を止めました 「2024年国から割り当てられてい

          カナダ州推薦永住権プログラムについて考える②

          カナダのダブルスタンダード

          昨日Xでオーストラリアに留学されている日本人の人が 「国益にならん奴は帰れ」と言われているように感じる とポストしていたのを見て、複雑な気持ちになりました 複雑な気持ちになった理由は恐らく「タイミングが悪かったよね」という同情と「国が外国人を受け入れるmotiveをもう少し理解しておいた方がよかったよね」という気持ちの両方があったから 自分がカナダに住んでいて「ダブルスタンダードがある」とよく感じるし、「ダブルスタンダードがある」と知っておくだけでうまく物事を消化でき

          カナダのダブルスタンダード

          カナダ州推薦永住権プログラムについて考える

          はてさて、想像していた通り、カナダ永住権の各州推薦プログラム(PNP)に動きが出てきました(2024年4月現在) ノバスコシア ノバスコシアはAccommodation and Food Services sectorの新規永住権申請の受付を止めることにしたようです トロントやバンクーバー等の比較的外国人が入って来やすい都市を持つ州では州推薦永住権プログラムの難易度が上がっていることから永住権の為に別州に引越すという傾向が高まって来ているように思います (私自身も州移動

          カナダ州推薦永住権プログラムについて考える