「HSP」という気質があることを知るとちょっぴり人生はラクになる
HSP(人一倍敏感な人)を知る前と知った後
わたしがHSP(人一倍敏感な人)という言葉を知ったのは、子どもの病気や不登校、発達障害のことを調べている時でした。
最初は子どもの1人がHSC(人一倍敏感な子ども)であることを疑い、自分の子どもの頃もそうだったと気づいたのがきっかけです。
その後、HSPというのは気質で、子どもの頃にHSCだった人は大人でもHSPである可能性が高いことを知りました。
ただ、大人になると多少は図太くなる部分もありますよね。
実際、わたしもクレーマーが多発する接客業についたことで、精神がかなり鍛えられた気がします。
だから、子どもの頃ほど大変でなくなったこともありました。
でも、病気ではなく気質なので、自分の中の敏感で繊細な部分が悪く作用することも!?
それが顕著だったのが、育児や接客の仕事をする場面に多くあったように思います。
HSPの人にありがちな状況
HSPという気質があるということが、以前はあまり知られていませんでした。
そのため、HSPの人の置かれる環境が過酷になることがあります。
こういう風な言葉を言われる場面が多いかもしれません。
HSCで有名な本「HSCの子育てハッピーアドバイス」の中の、HSCの子どもの事例の中に以下のように書いてありました。
まさしくわたしはこれで、今でも「1を聞いて、10受け止めてしまう」ところがあるように思います。
ちょっとしたことに、過剰反応してしまうのです。
残念ながら、HSPを知った今でも、うまく対応できていない時があります。
あとで気づいて、落ち込んだり・・・・・・そういう自分に疲れてしまったり。
まわりにも面倒な人だと思われているかもしれない・・・・・・と、ビクビクしてしまうことも!?
だから、世の中にはHSPの人が5人に1人は存在することが、もっと世間に知ってもらえたらと思って、HSPに関する発信をしています。
HSPとHSC、非HSPの違い
HSPやHSCでも、敏感な部分は人それぞれであり、違います。
さらには、HSPと非HSPの見ている世界は、全然違うのかもしれません。
以前、テレビでHSPチェックが放送していました。
チェックリストに、わたしはほとんど当てはまってしまいました。
でも、スタジオには一つも当てはまらない人も!?
その放送のゲストにはHSPの傾向がある人がいなかったので、少々ネガティブなイメージに放送されているのが気になりました。
実はわたし自身もHSPであることが、「文章を書くことに対しては役立っている」と、日々感じています。
もっと多くの人にHSPという言葉を知ってもらえたら・・・・・・
HSPという気質がある人がいると知ることで、お互いに気分がラクになることがあるかもしれないと思っています。
わたし自身もHSPを知り、うまく付き合えているとまでは言えませんが、以前よりは自分の中の繊細な部分との付き合いがラクになったように思います。
繊細で敏感な部分くんは、これからの人生、共に生きてゆく相棒なのです。
今までは、そんな相棒がいると、気づいていなかったけれど。
まだHSPを知らない、人一倍敏感な人々へ。
「HSPという気質がある」という情報が届きますように。
最後に
この文章は、今は非公開にしたブログの中で人気だった内容をリライトしてみました。
書いたのが1年半前だったので、その頃よりHSPという言葉は世間に広がったと思います。
子どもの病気のことでわかりましたが、当事者にならなければ、病気などがきちんとした知識で理解されているとは限りません。
だからこそ、HSPの発信をしたいと思いました。
いしかわゆきさんの「書く習慣」を読んで、書きたいという想いで書く原点を思い出した気がします。
改めて思ったのですが、「ライター」って、いろいろな種類があるんですよね。
ある人のツイートを見て、気づきました。
自分が目指したいライターはどういうライターなのか?
ここのところ、ずっと考えています。
もしかしたら、勉強する方向性が自分の目指したい方向性とずれているのかもしれないと思う日も。
今は幅広く学びながら、自分の目指す方向を考えていきたいと思っています。