~ボードゲームで繋がる私の物語~
「ボードゲームとの運命の出会い」
ある日、友達と遊びに行ったカフェで初めて触れたボードゲーム「カタン」。今まで慣れ親しんでいた運任せのすごろくとはまるで違って、そこにあったのは“交渉”と“戦略”。誰かの欲しいものと自分のリソースを交換しながら、相手を説得していく過程に引き込まれました。
実は心理学が昔から好きで、ゼノ(カードゲーム)なども嗜んでいた私にとって、この直接的でリアルな駆け引きは衝撃的でした。「ゲームを通じて人の心を学ぶことができるなんて!」と、すっかり魅了されてしまったのです。
「遊びを作る楽しさに気づいた」
それからというもの、次々とボードゲームを遊び始めた私ですが、ふとしたときに考えるようになりました。「このゲーム、もう少し自分好みだったらもっと楽しいのに…」
そんなときに出会ったのが、無料で印刷して遊べるプリント&プレイという文化。「だったら自分でゲームを作っちゃえばいいんだ!」と思い立った私は、まずはお気に入りのゲーム「コーヒーロースター」のカスタマイズに挑戦しました。大量のコンポーネントを減らし、カード化して9枚だけで遊べるように再設計。すると、なんだか自分らしいゲームが生まれたんです!
「自分だけの作品を形にする喜び」
そこからは制作に没頭する日々。苦手だったワーカープレイスメントゲームも、自分の好きな要素だけを詰め込んで再構築。「こうしたらもっと楽しいんじゃないか?」と試行錯誤を重ね、完成したオリジナルゲームを遊ぶたびにワクワクしました。
最初は自分だけの自己満足でしたが、「こんなふうにカスタマイズされたゲームを遊んでみたい」と思う人が他にもいるかもしれないと考え、無料配布することを決意。そこで生まれたのが、私の初めての商品『波間(なみま)』。
無料でダウンロードできるシンプルな紙ペンゲームですが、ダウンロードしてくれた人たちから温かい感想をいただき、思わず涙が出たこともありました。
「ボードゲームが教えてくれた未来」
気づけば、ボードゲーム制作は私の生活の一部に。遊ぶことも、作ることも、誰かと共有することも、全部が新しい喜びをくれました。運任せじゃない人生の一手一手を、ボードゲームが教えてくれたような気がします。
あなたも、自分だけの特別な時間を。
そんな私が作った紙ペンゲーム『なみま 波間』は、ひとりでも、大人数でも、すきま時間に、思考を楽しみたいあなたにぴったりの作品です。無料ダウンロードで気軽に楽しめるので、ぜひ一度遊んでみてください!
制作と情報発信を行う「SlowlyPlace(スローリィプレース)」では、これからも「ゆったりと心地よい時間」をお届けするための作品を作り続けます。
自分らしく遊ぶことが、未来を変える小さな一歩になるかもしれませんよ。